こんにちは京子です!
今回ご紹介するのは9月22日に
梨木神社で行われた
萩まつりです
『萩の宮』とも言われ
萩の名所として知られている神社です。
そんな萩神社で行われる『萩まつり』では
参道や境内に咲く500株の萩が咲く中
様々な奉納行事が3日間かけて行われます
※今年は9月17日・9月22日・9月23日に行われます。
9月17日の『府民俳句大会』では
オリジナルの句を持ち寄った参加者が集まり
俳句大会が行われました。
もちろん句も萩に関するものが中心です
持ち寄られた句はこのように、境内のいたるところに咲く萩に短冊としてくくりつけてあります。
今回は
9月22日に行われた催しの様子をレポートしたいと思います
14時前に梨木神社に到着した京子。
これから小笠原流の方による弓の儀式
『三三九手挟式(さんざんくたばさみしき)』が始まります。
まず鎧兜や裃姿に身を包んだ方々が
神門を通り、拝殿前に整列します。
数名が本殿へと入り、お祓いや祝詞が上げられた後
舞殿横にあるスペースを使って
三三九手挟式が行われます
弓の長さは、なんと2メートル以上もあります!
小笠原流についても簡単にご説明させて頂きますと
鎌倉時代から続く弓の流派で
源氏を始め、足利家、徳川家の弓術指南役だったそうです。
※ちなみに、下鴨神社で行われる『流鏑馬神事』も小笠原流の方々によるものなんですよ。
そして小笠原流による『三三九手挟式』は
古来、武家において正月4日の弓始めに行われていた儀式なんですね
射手が2人ずつ並び
交互に、的に向かって打ち合います。
的までの距離は20メートルで
的の一辺の長さは
先に射る前弓が8寸(約24センチ)
後弓が9寸(27センチ)となっています。
前後で的の大きさが違うんですね。
そして的の裏側には『邪魔退散』と小さく書かれているそうです
これを射抜く事で
天下泰平を祈願していたんですね。
2チーム、5人ずつに分かれて行われる競技で
それぞれ2本ずつ弓を引き
的に当った本数だけ得点になります。
※ちなみに、最後に弓を引く大将だけは、的に的中すれば2本として数えられるんですよ
射手は的に当った分だけ、こうして串を立てます。
こうして
約1時間ほどかけて行われました。
ちなみに、結果は引き分けという事でした~
その様子を動画でどうぞ!
さて、その他に
京子が足を運んだのは・・・
境内にある2つの茶室
『旧春興殿(きゅうしゅんこうでん)』と
『虚中庵(きょちゅうあん)』です。
萩まつりの期間中は
こちらで抹茶を頂く事が出来ますよ
こちらは旧春興殿の室内です。
22日は裏千家の講師である小林宗善さんの
お弟子さん達によって点てられた茶を
いただく事が出来ました。
※梨木神社の境内には京の名水の1つ『染井の井』がある事から、この水を使って度々、茶会が行われているそうです
本日は今回ご紹介したもの以外にも
こちらの舞殿で
上方舞、京舞などの日本舞踊も舞殿で
披露されたみたいですよ
ちなみに萩まつりは明日が最終日です。
狂言や雅楽の奉納があるそうですので
是非、足を運んでみてはいかがでしょうか?
そんな梨木神社の場所はコチラ↓
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