こんにちは京子です。
今回ご紹介するのは
9月16日に白山神社(はくさんじんじゃ)で行われた
秋の大祭です
白山神社は京都市の中心部にあり
近くには京都御苑や下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)、京都市役所などがあります。
神社の名前である白山という名前は
石川県と岐阜県にまたがる
白山の神を祀っている事に由来しているんですよ
どうして京都から遠く離れた白山の神を祀る事になったのかと言いますと
平家の武士が加賀(石川県)にある白山神社で
無法な行いをした事により、怒った神社の僧兵が
朝廷に強訴(ごうそ・神の名を語り強引にお願いする事)をしました。
しかし相手にされず、神輿をこの地に捨てて帰り
不憫に思った近所の人達が
その場所に神輿を祀ったのが始まりなんだそうなんです
※詳しくは白山神社の記事をご覧ください。
そんな白山神社で行われる秋の大祭は
氏子地域の繁栄や五穀豊穣を願い
神輿が近隣地域を3時間程かけて練り歩くという祭です。
では早速レポートしていきましょう。
10時頃
白山神社に到着した京子
本殿前で神事が行われる所でしたよ。
関係者にお祓いを済ませた後
神輿に御霊を移し
一度、神社前の道路に神輿を待機させます。
午後13時頃になると
子供神輿を担ぐ子供達が集まってきました
境内で子供達にお祓いを済ませると
小学生に続いて
中学生の順に神輿が出発します
稚児の2ショットを撮ってみました
しばらくしてから、大人神輿の担ぎ手達が集まり始め
子供達と同様にお祓いを済ませ
お神酒で乾杯した後
いよいよ大人神輿の出発です
数箇所用意された休憩所で休みながら移動し
1時間後には地元の人だけでなく
修学旅行生も多く訪れる寺町商店街というアーケードの中を進んで行きます。
16時頃、寺町三条の交差点(すき焼きの老舗・三嶋亭や、かに道楽などがある場所)にて
差し回し(神輿を回転する事)を行います
その様子は、ぜひ動画でご覧下さい
差し回しが終わると、入って来たアーケードへ再び戻り
氏子町を1時間程かけて練り歩きます。
途中、創業300年余りの京都で最も古い旅館の1つである
俵屋旅館(たわらやりょかん)の前でも差し上げを行っていました。
旅館の中に白山宮という白山神社に関係する社が祀られているからだそうです
そして17時頃に再び神社前へと戻り
今年の秋の大祭は無事終了となりました。
そんな秋の大祭が行われた白山神社の場所はコチラ↓
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