こんにちは京子です。

今回ご紹介するのは

9月15日に鞍馬寺で行われた

義経祭

義経祭(よしつねさい)です


鞍馬寺は京都市の北部にあり

近くには『水占みくじ』で有名な貴船神社があります。

※水占みくじについて詳しくは、貴船神社の記事をご覧ください。


鞍馬寺

鞍馬寺と言えば

幼少期の義経が修行をして過ごしたお寺として

知られていて

鞍馬山という標高584mの山中に建っています。

起源は奈良時代に唐からやって来た

鑑真(がんしん)和尚の一番弟子である

『鑑禎(がんちょう)』が770年に草庵を作った事に始まります

鞍馬寺について詳しくは、鞍馬寺 その1の記事をご覧ください。


義経祭次第

そんな鞍馬寺で行われる義経祭

源義経を偲び、彼の業績を称える祭で

法要や舞、武芸の奉納が行われます。


源義経の供養塔

こちらは源義経の供養塔です。


源義経は一体どのような人物だったのかと申しますと

幼少期、五条大橋にて弁慶と戦ったお話が有名ですよね

大人になってからは兄、頼朝(よりとも)と共に

平家を滅ぼす活躍をします。

しかし、結果的に

頼朝に疎まれ追われる立場となります。

その後31歳の若さで自害するんですね。

義経の御霊は鞍馬寺に戻り『遮那王尊(しゃなおうそん)』として

鞍馬寺の奥の院にある義経堂に祀られているそうですよ

※源義経について詳しくは、源義経ゆかりの地巡りの記事をご覧ください。


では早速レポートしていきましょう。

本殿金堂

午前11時に鞍馬寺に到着した京子

法要の始まり

ちょうど住職さんらが本堂である本殿金堂(ほんでんこんどう)に入られました。

ここで法要と舞が行われます。

※残念ながら堂内は撮影が禁止されていた為、写真はありません。


中では『静の苧環(しずのおだまき)』という舞が奉納されました

この舞は義経の妾である静御前(しずかごぜん)が捕らえられ

鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう・鎌倉にある神社)で

義経の事を思い、舞った舞なんだそうですよ~。


1時間程で法要と舞が終わると

合気道の奉納

『井後道場(いごどうじょう)』の方々による

合気道の奉納が本堂前で行われました。

合計40名の方達が

日頃の練習の成果を披露しておられましたよ


義経の師匠である鬼一法眼(きいちほうげん)の考えが

合気道の精神(相手の攻撃をかわし、争わないという心)に深く関わっている事から

奉納されているんでしょうね


その後、本堂横にて

天狗舞鼓が披露されました。


鞍馬山と言ったら鞍馬天狗ですよね。

天狗はその姿から一種の妖怪と勘違いされますけれど

山を神聖視し崇拝する

『山岳信仰』の修行者の

守護神なんですね

※先ほどの鬼一法眼は鞍馬天狗と同一視もされたりしているみたいです。


水をすくって飲む天狗

天狗の持ち物の1つである

ヤツデを使い瓢箪(ひょうたん)に水をすくって飲んだり

太鼓の演奏

太鼓の周りを回りながら演奏をしたりされていましたよ


そんな義経祭が行われた鞍馬寺の場所はコチラ


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