こんにちは京子です。
今回ご紹介するのは
8月25日に小塩地区(おしおちく)で行われた小塩の上げ松です。
※毎年8月23日に近い土曜日に行われています。
小塩の上げ松は『小塩地区』と呼ばれる
ちょうど京都市内と福井県小浜市の中間辺りに位置する場所です。
そんな小塩地区で行われる上げ松は
愛宕神社に火を奉納する事と、火除けを祈る祭で
松明を『もじ』と呼ばれるカゴに投げ入れます
もじに投げ入れる松明です。
学生の時に球技大会で行った『玉入れ』の玉が
松明になった大人版玉入れという事ですよね
灯籠木が立つとこの日吉神社にて拝礼が行われたそうですよ。
江戸時代中期から続いていたそうなんですけれど
昭和24年と26年に起きた台風により
一度は途絶えてしまいます。
昭和48年に地元の若者によって再び復活
翌49年に小塩上げ松保存会を結成し
平成2年には京都府無形民俗文化財に登録されたそうですよ
それでは早速レポートしていきましょう
18時頃
小塩に到着した京子
上げ松が行われる場所へと架かる橋には結界が張られていました。
※昔は結界内より向こう側には男性しか入れなかったそうです。
橋を渡って進んで行くと
高さ15mのヒノキの先端に、もじが取り付けられた 灯籠木(とろぎ)が見えてきました。
19時半頃になると
鐘を鳴らしながら田んぼのいたる所に
火が灯り、いよいよ上げ松の始まりです。
とても幻想的です
松明に火を付け
掛け声と共に最初の松明が投げられ
その後、次々と松明が投げられていきました。
30分程、松明が投げられると
もじに火が灯り祭のムードは高まっていきましたよ
しばらく松明が投げ続けられると
大きな音と共に灯籠木が倒れ、今年行われた
小塩の上げ松は無事終了です
動画でご覧くださいな。
そんな小塩の上げ松が行われた小塩の場所はコチラです↓
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