こんにちは京子です!
今回ご紹介するのは
8月18日に下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)で行われた
例祭です
例祭とは、神社の由緒ある日に行われる
1年のうちで最も重要な神事です。
例祭の前日には
前夕神事が行われ、御神楽が奉納されました
今回ご紹介する例祭では
日本古来より伝わる
優雅な舞『東遊(あずまあそび)』が奉納されるんですね
下御霊神社について簡単にご説明しますと
平安時代、政争に巻き込まれて不慮の死を遂げてしまった方々の
怨霊を慰める為に建てられた事が起源とされ
当初は上御霊神社のすぐ南にあった事から
下御霊神社と名付けられた神社なんです
※詳しくは下御霊神社の記事をご覧下さい。
では、早速レポートしたいと思います!!
朝10時に到着した京子。
早速、神事が始まります。
まずは神職を始め、神事に参加される方が
舞殿前に横一列に並びます。
お祓いをした後
宮司さんより祝詞(のりと)の奏上などが行われます
そして雅楽を演奏される方は
舞殿へと上がり
東遊を踊る『舞人』は舞殿の近くに着席します。
そして次に
神馬牽廻(みうまのけんかい)を行います。
舞殿の回りを馬が3周するんですね
昔は神社に馬を奉納していた事から
こうした慣習が残っているのだと思われます。
そして
いよいよ『東遊』が始まります。
この優雅な舞を下御霊神社の祭神達に
披露します。
舞人は武官の装束を着て、6人もしくは4人で踊ります
『東遊』は神事で行われる舞の中でも
代表的なものとされています
巫女が踊る神楽とは違い
中国などの外来音楽の影響を受ける前から日本にあったものです。
内容は『古事記』や『日本書紀』などの
神話に基づくものが多い事も特徴なんですね。
まず最初に『駿河舞』を舞います。
これは駿河国の民謡がベースになっているそうですよ
見ていてお分かりかと思いますけど
ゆっくりと優雅に踊ります。
舞い終わると一旦、舞殿を降ります。
そこで裾の右肩を脱ぎ、くつろいだ気持ちで
『求女子(もとめご)』が舞われます
2つの舞が終了すると
玉串奉納などがあり、神事は無事に終了しました。
王朝文化を伝える優雅な舞である『東遊』が見れる
例祭が行われた下御霊神社の場所はコチラ↓