こんにちは京子です。

今回ご紹介するのは

花背の松上げ

8月15日に花脊八桝町(はなせやますちょう)で行われた花背の松上げです


花背の松上げは『花背』と呼ばれる

貴船神社鞍馬寺よりさらに北上した所にある地域で

自然に囲まれたとても素敵な所なんですよ~


正しくは『花脊』と書くそうなんですけれど

読みやすいように『花背』が使われているそうです


そんな花背で行われる松上げは

お盆に迎えた精霊を送る事と火難除けや五穀豊穣を祈り松明をカゴに投げ入れる祭です

一度は途絶えたそうなんですけれど昭和40年頃に復活したそうですよ~

※松上げとは松明を上げるという意味なんだそうです。

学生の時に球技大会で行った『玉入れ』の玉が松明になったのを想像して頂ければわかりやすいと思います♪

※昔は8月23日の深夜から翌日にかけて行われ、無事に終了すると愛宕社に参拝したそうですよ。


それでは早速レポートしていきましょう

20時頃

春日神社

春日神社に到着した京子

ここで松明に付けられる種火が用意されます。


松明の奉納

町内の方により松明が奉納された後

神主さんによるお祓いが行われましたよ。


そして鳥居横に用意されていた火を松明に移し

男衆が待つ八桝町の集会所へと向かいます


お堂と呼ばれる集会所へと到着すると

薪で組まれた祭壇の中に春日神社から持ってきた松明を入れ燃やします。



その後、男衆にはお神酒が振舞われ

松明に点火

それぞれが持っている松明に火を付けると

イベント会場となる灯籠木場(とろぎば)へ向かいます。


上げ松

腰に付けられているのはカゴに投げ入れる『上げ松』です。


灯籠木場では事前に準備されていた

約1000本の松明(地松・じまつ)に太鼓と鉦が鳴り響く中、火を付けていきます。


約1000本の松明

全ての地松に火が灯ると

上げ松に火を付け

ぐるぐる回したかと思ったら

掛け声と共にカゴに向かって投げられましたー


1投目が終わると次々に上げ松が投げられ

祭の雰囲気も高まっていきましたよ


灯籠木

松明を受け入れるカゴは

『灯籠木(とろぎ)』と呼ばれ

高さ約20m程の丸太の先端に『大笠』と呼ばれる

大きなカゴが取り付けられています。


何投目かで大笠に火がつくと

歓声と共に拍手が沸き起こっていました


松上げ

1時間程、繰り返し上げ松が投げられると

灯籠木が火の粉を上げながら地面に倒れ込みました。

一連の様子はぜひ動画でご覧下さいな



灯籠木が倒れると男達は



『伊勢音頭』を歌いながらお堂へ戻り

今年の松上げは無事終了しました。


実際に投げられていた上げ松

こちらは実際に投げられていた上げ松です。

厄除けの効果があり京子もゲットしてきましたよ


そんな花背の松上げが行われた花脊八桝町の場所はコチラです↓


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