こんにちは京子です。

住職さんによる法要

本日ご紹介するのは放生院(ほうじょういん)で行われた箸供養(はしくよう)です。

ハ(8)シ(4)にちなんで毎年8月4日に行われています


放生院は通称『橋寺さん』として親しまれ

その由来は宇治川に架かる宇治橋を管理しているお寺だからなんですよ


もともとは聖徳太子が夢の中で見た仏様を

この地に作ったのが始まりと伝わっているそうです。


放生院

そんな放生院で行われる箸供養

ズバリ私達が普段何気なく使っている箸を供養するイベントです


もともと箸は竹や木などを伐採して作られ

私達の口に食べ物を何度も運んでくれたのに

使い終われば捨てるだけというのは、あまりにも偲びないという事で

先代住職が始められたそうです。


では早速レポートしていきましょう。

橋寺放生院

10時頃、放生院に着いた京子

本堂ではちょうど住職さんによる法要が行われる所でした


途中、参拝者も御焼香をあげる事が出来ます。

日頃使っている箸に感謝をして手を合わせられていましたよ


法要が終わると住職さんにより

東日本大震災で被災された、縁のあるお寺を訪れた時のお話をされてましたよ。


その後、宇治市文化財愛護協会の方により

ハシの語源の説明

『ハシの語源』というテーマでお話されてました

どんな内容だったのかと言いますと

『梯、端、嘴、箸、橋』というハシの字は、元は全て共通だったかも知れない

というお話でしたよ。


箸供養

つまりハシとは

間(ま)をわたすもので

平行に渡すものを橋

上下に渡すものを梯

ある所(地点)からある所(地点)へと渡す道具を箸

という間(ま)を元にして成り立った言葉かも知れないという事でした


もともとハシという言葉は日本古来からある大和言葉であり

箸という漢字についている竹冠は

竹が身近にあった事と曲げやすい素材だった事に由来するそうです。

昔の箸は現在のような1本づつ分かれた形ではなく ピンセットのように1本の竹を曲げたものが使われていたようですよ


そんな箸供養が行われた放生院の場所はコチラ


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