こんにちは京子です!
今回ご紹介するのは蓮華寺で
7月26日~27日にかけて行われている・・・
きゅうり封じです
平安時代の高僧で知られる弘法大師『空海』が
中国から伝えた厄除けの秘法である『きゅうり封じ』は
キュウリに病を封じ込め、無病息災を祈願し
土に埋めたり、川に流したりする法要です。
空海が蓮華寺で行った事に由来し
現在も続けられているんですね
26日は20時まで、27日は18時まで行われていますよ。
蓮華寺は
1057年、後冷泉天皇(ごれいぜいてんのう)の勅願によって
建てられたお寺です。
本尊である五智不動尊(ごちふどうそん)は
空海の手によって彫られたものだそうですよ
では早速レポートしたいと思います!
きゅうり封じの期間中は
本堂横にテントが貼られ、受付が設けられています。
まずは、ここで
紙(シール)に名前と年齢(数え年)と
祈願する内容を書き込みます
※『無病息災』や『家内安全』など、祈願したい内容を選んで書けるようになっていました。
キュウリは蓮華寺の方で用意して下さっていますよ。
記入が済むと、キュウリと一緒に木箱に入れて
受付の方に手渡します。
代わりに番号札をいただけるので
それを持って本堂へと入ります
本堂の中では
お坊さんがお経を唱えられています
その横には
先ほど京子が手渡した木箱が置いてありました。
しばらくすると
名前を書いた紙がキュウリに貼り付けた状態で
京子の元へと返ってきました。
他にもキュウリには
梵字(ぼんじ・仏教と供に伝来した文字)が書かれた紙が
埋め込まれていましたよ。
きゅうり封じの際にいただけた札です。本尊である不動明王が描かれています。札は家に持ち帰り、東もしくは南向きに貼って下さいとの事でした。
こうして持ち帰ったキュウリは
3日間、朝と晩に
御真言(ごしんごん・梵語をそのまま音写したもの)を唱えながら
体の痛い所や悪い箇所をさすります
そして4日目の朝に
人の踏まない場所に埋めるか、川に流すんですね
こうして
キュウリに病を移し、封じ込めるというワケです
境内には五智如来(ごちにょらい)が並んでいます。手前から『釈迦如来』『阿弥陀如来』『大日如来』『寳生如来』『薬師如来』です。五智如来について詳しくは蓮華寺の記事をご覧下さい。
ちなみに
埋める場所が無い人は
お寺へ持ち込んでも良いそうですよっ
明日も引き続き『きゅうり封じ』は行われていますので
是非、足を運んでみてはいかがでしょうか?
蓮華寺の場所はコチラ↓