こんにちは京子です!
今回ご紹介するのは
城南宮で行われた・・・
例祭(お涼み)です
方除けや旅行安全の信仰がある城南宮で
行われる『お涼み』は
方除安全・無病息災と書かれた木の札が
入った2本の氷柱がお供えされます
午前9時より本殿にて神事が行われた後
夕方には本殿前に氷柱が出されます
2本の氷柱の中には
それぞれ
榊と『方除安全』『無病息災』の木の札が入っています
参拝者は、これに触れ、暑気払いをして祈願します
城南宮について簡単にご説明しますと
平安遷都の際に平安京の南を守る為に建てられ
王城(つまり天皇のいる場所)の南にある『お宮』という意味から
城南宮という名前が付きました
※城南宮は鳥羽(伏見区)にあり、京都市内のちょうど南側に位置するエリアになります。
平安時代後期
ここに白河上皇は離宮を造営し『院政』を行いました。
院政とは
天皇を退位し、上皇として後ろで天皇に指示を出す事です。
以後も
鳥羽天皇・後白河天皇・後鳥羽天皇と
150年に渡って城南宮が政治や文化の中心になりました。
白河上皇はここから
和歌山と三重の県境にある
熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社という熊野三山を参拝する
『熊野詣(くまのもうで)』を行い
出発の際には
城南宮で旅の安全を祈願していた事から
城南宮では方除けや旅行安全の信仰があるんですね
18時からは神楽殿にて
巫女さんによる『お涼み神楽』が奉納されます
右手に鈴、左手に福笹を持って踊られます。
およそ15分程の神楽が
20時半まで何度も行われます
神楽の後には
お祓いをした福笹も授与されますよ
境内の外には屋台も並び
地元の方を中心に
夏祭を楽しんでいらっしゃいました
京子も笹を1つゲット♪今年の夏も無事に越せそうです