こんにちは京子です。
今回ご紹介するのは
7月15日に八坂神社で行われた・・・
宵宮祭(よいみやさい)です
祇園祭の神幸祭で使われる3基の神輿に
八坂神社の祭神である
素戔嗚尊 (すさのおのみこと)らの御霊を移す神事です
20時、八坂神社に到着した京子
夜遅くにもかかわらず
境内には、たくさんの方が参拝に来ています
3基ある神輿を簡単にご紹介しますと
中央に『中御座(なかござ)』
舞殿東側(向かって右手)に『西御座』
西側(向かって左手)に『東御座』が
それぞれ安置されています
今回は、この神輿に御霊を移すんですね。
しばらくすると
本殿と舞殿の間には結界が張られ
参拝者は一切近づけないようになります
この後、神職や関係者の方が本殿に入られ
中で神事が始まりました。
お祓いや祝詞奏上、宮司の玉串奉納などが行われた後
御霊移しが始まります。
本殿から舞殿へと通れるように賽銭箱などは片付けられていました。
この時、一斉に境内の灯り(境内の夜店や提灯なども含む)が消されます。
参拝者からも、どよめきの声が起こる中
いよいよ本殿から舞殿の神輿へと御霊が移されます
暗闇の中、本殿から琴の音色だけが響いています。
京子はぼんやりとしか見えませんでしたけれど
神職の方が御霊を持って
本殿から出てこられ
周囲からは見えないように
白い大きな布で囲われた状態で
舞殿へと移動されていました
こうして神輿の前に到着すると
中御座に素戔嗚尊 (すさのおのみこと)
東御座に櫛稲田姫命 (くしなだひめのみこと)
西御座に 八柱御子神 (やはしらのみこがみ)
という順で御霊が神輿に移されました
※八柱御子神は素戔嗚尊の子供である8人の神様の総称です。
5分ほどで御霊が移った後
境内のライトが点灯し、無事に終了です。
最後に舞殿の前で、今回参加された神職の方などが一礼をして
退場されましたよ
御霊が移された3基の神輿
ちなみに、宵宮祭なのに
どうして神幸祭(17日)の前日ではなく15日に行われるのかと言いますと・・・
以前は前日の16日に行っていたそうですが
八坂神社での神事が増え、時間的に厳しくなった為に
15日に宵宮祭を移動した事が理由だそうですよ
そんな宵宮祭が行われた八坂神社の場所はコチラ↓
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