こんにちは京子です。
今回ご紹介するのは・・・
古式一里塚松飾式(こしきいちりづかまつかざりしき)です。
場所は、山鉾が巡航する四条通りよりも100mほど南に下がった
松原通りにある中之町の祗園床(ぎおんどこ)で行われます
この神事の始まりは、江戸時代に疫病が流行った時
町内で牛頭天皇(ごずてんのう)を勧請し、祈願したところ
病気が治った事から、町民により神事が行われるようになったそうです。
祇園祭も疫病が鎮まるように牛頭天皇を祀る行事ですよね
つまりここで行われた事は町内版の祇園祭なんです
昭和30年までは、巡航ルートも現在の様に河原町を北上するのではなく
寺町通りを南下して、松原通りを西へと進んでいたそうです。
長刀鉾が出発してから一里(約3.9km)の距離にあり
以前は、お稚児さんの休憩所になっていたそうです
現在は、巡航ルートが変更になった為、14日にお稚児さんがお参りするようになったそうです。
また神事は町内の方が行い
珍しい形の神事なんですよ
さて、では早速レポートしていきたいと思います。
14時頃、祗園床に到着した京子
ちょうどお稚児さんが歩いて来られる所でした。
そのまま中へと入って行き、神事が行われます。
30分ほどで神事が終わり、祗園床前に長刀鉾稚児と禿
そして関係者の皆さんで記念撮影が行われ終了です。
その後、関係者の方から、中へ入ってもいいという案内があったので
中へ入ってみると、神饌が飾り付けられていました
鯛の尾頭付きと
雌雄の松の下には、竹で組んだ籠に
それぞれ3匹ずつの車エビが取り付けられていました。
これを一里塚装飾と呼ぶそうです。
そして一般の人にもお神酒と
氷で出した薄茶が振舞われたので、京子ももちろん頂いてきちゃいました
蒸し暑い夏に冷えたお茶はとっても美味しかったです。
そんな古式一里塚松飾式が行われた祗園床の場所はコチラ↓
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