こんにちは京子です。
今回ご紹介するのは・・・
松取式(まつとりしき)です!
これも祇園祭の関連イベントの1つなんですね
山鉾の1つである
山の上(てっぺん)に立てる『真松(しんまつ)』を選ぶイベントです
600年以上も前から毎年行われているもので
選ぶ順番はクジによって決められます。
この2つの山は
とても関係が深く
建っている場所もすぐ近くです。
※北観音山は通称『上り観音山』、南観音山を通称『下り観音山』とも呼びます。
明治の頃までは
毎年1年交代で建てられていたんですね
そんな2つの山が行う松取式では
荒縄を使ったクジを引き、結び目のある方(アタリ)を選んだ山が
2本の用意された真松から
先に選ぶ権利を獲得出来るルールとなっています
![2本の真松を積んだトラック](2012/07/12/01/2012-07-12-1.jpg)
午後1時過ぎ、2本の真松を積んだトラックが
北観音山の前に届けられます
この松の前で松取式が行われるんですね。
![ジャンケン](2012/07/12/01/2012-07-12-2.jpg)
ジャンケンします。
続いて、勝った方が先にクジを引きます
南観音山が先に勝ちましたので
先にクジを引きましたけれど
![クジを引く南観音山](2012/07/12/01/2012-07-12-3.jpg)
・・・残念ながらハズレちゃいましたので
先に北観音山が真松を選びます。
どういった松が良いのかと言うと
真っ直ぐ伸びているものや
幹の太さ、葉のつき方などがポイントなんですね
こうして品定めをして
北観音山が先に真松を選びました
![真松](2012/07/12/01/2012-07-12-4.jpg)
選んだ真松が下ろされます。
残りを南観音山に届け
松取式は無事に終了しました。
そんな松取式の行われた場所はコチラ↓