こんにちは京子です。
本日は貴船神社で行われた
水まつりです。
昔に行われていた雨乞いの神事を基に昭和38年から始められたそうです
水まつりは貴船の神様である水神さま
『高おかみの神様(おかみという字は雨かんむりに口を三つ、その下に龍)』に感謝をし
1年間、水の恵みを頂けるようにお祈りをします
神事は、水にゆかりの深いお茶を点てて、神様に献上した後
樂辰會(がくしんかい)による舞楽奉納の儀と
生間流(いかまりゅう)による式包丁の儀が奉納されます
では早速レポートしていきましょう。
10時に貴船神社に着いた京子
本殿ではちょうど神事が行われる所でした。
祝詞奏上の後
裏千家の方によりお茶が点てられ献上されます
その後、舞楽の奉納がありました。
今年の演目は『還城楽(げんじょうらく)』です。
還城楽という曲名には、様々な説があるそうなんですけれど
一説によりますと
蛇を好んで食べる中国・胡国(ここく)の人が
不老長寿の媚薬と言われていた金色の蛇を発見し
喜ぶ姿を表現しているのだと言われています
この事から『見蛇楽(けんじゃらく)』とも言われているそうです。
また唐の王が戦から帰った際に作ったという説もあり
還城と見蛇の音が似ている事から還城楽の文字が使われたとも言われているそうです
続いて行われたのは式包丁の儀です。
まな板に乗った鯉と鯛に手を触れず
包丁とお箸(真魚箸:まなばし)だけで綺麗にさばいて盛り付けをします
鎌倉時代以降、絵画でもその様子が伝えられているそうです。
※詳しくは例祭 2012(山蔭神社)の記事をご覧ください。
見事な包丁さばきが披露され皆さん歓声をあげていましたよ。
ぜひ動画でご覧くださいな
そんな水まつりの行われた貴船神社の場所はコチラです。
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