今日ご紹介するのは
京都3大珍鳥居です
以前にも何度かご紹介させてもらっていますけれど
専用のページを作ってみました
そもそも鳥居と言うのは何なのかと申しますと
鳥居から先は神聖な土地で
神様が降臨する場所と
私達人間が住む場所を区切る
境界線のようなものです
大昔は神社というものに社殿がありませんでした。
しかし鳥居だけは存在し
鳥居から先は神域となっていました
社殿があってもなくても
鳥居から先は神聖なる土地という事で
神社である証拠だったんです
鳥居の起源は様々な説がありますけれど
はっきりとした事はわかっていません
中国や朝鮮、インド等に
鳥居の起源があると言われますけれど
証明は出来ていないんですよ~。
その他にも
古事記によりますと
天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(あまのいわと)に隠れた時
鶏を鳴かせて扉を開かせようとしました。
その鶏を止まらせておいた木が
鳥居の始まりとも言われています
鶏のいる木・・・鳥のいる木・・・鳥のいる・・・鳥居・・・なんだとか
今回ご紹介する京都3大珍鳥居というのは
とても珍しいんですよ~
皆さんが普段、目にしている通常の鳥居とは形が違っていまして
大変珍しいので珍鳥居と言われています。
それでは1個づつ紹介していきましょう。
最初は一番わかりやすい珍鳥居です。
三鳥居(さんとりい)
こちらは太秦(うずまさ)にある蚕の社(かいこのやしろ)です。
別名、木嶋神社(このしまじんじゃ)とも言われ
通常の鳥居ですと柱は2本ですけれど
写真の通り3本になっています
続きましてご紹介するのは
北野天満宮の境内の中にある
伴氏社(ともうじしゃ)の神社の鳥居です。
蓮華座鳥居(れんげざとりい)
こちらは写真ではわかりにくいかも知れませんけれども
鳥居の台座の部分を見ていただくと
蓮弁(れんべん・ハスの花弁)が刻まれているのがおわかりいただけますでしょうか
大仏様が座ってる台座もハスの花弁になっていますよね
最後にご紹介するのは
京都御苑の中にあります
厳島神社(いつくしまじんじゃ)の鳥居です。
破風形鳥居(からはふとりい)
破風形とは弓の様な形をしていて
中央の部分が弓矢のようになっている大変珍しい形をしています
神社に行かれた時
通常の鳥居と比べていただくと
上記3つの鳥居はとても変わった形をしている事に
気付いて頂けると思います。
これが3大珍鳥居と言われる由縁なんですね
今日はこんな感じで
3大珍鳥居を取り上げましたけれど
またちょくちょくと『京都3大○○』というのを
やっていこうかと思っていますので
楽しみにしていてください
本日取り上げました京都3大珍鳥居の場所はコチラ↓
より大きな地図で 京都3大珍鳥居 を表示