こんにちは京子です。
本日ご紹介するのは、下鴨神社(しもがもじんじゃ)で行われた蛍火の茶会(ほたるびのちゃかい)です。
毎年6月上旬に行われていて今年で22回目になります
裏千家の方が橋殿(はしどの)・直会殿(なおらいどの)でお茶が振舞われたり
神服殿(しんぷくでん)にて、お琴の演奏や十二単衣(じゅうにひとえ)の着付け
そして『御手洗池(みたらしいけ)』で蛍が放されます
ちなみに御手洗池と聞いて、とある食べ物と似ている名前だと思いませんか
そうなんです
あの美味しいお団子が串に刺さっている『みたらし団子』ですよね。
実はみたらし団子は御手洗池が発祥と言われています。
※詳しくは下鴨神社 その1の記事をご覧ください。
下鴨神社とお茶の歴史は古く
1460年頃には内裏(だいり)の御門前に御茶屋を開いて
公卿などにお茶を出していたそうです
昔は梅雨の時に糺の森に出かけると
痛い程、頬に蛍が当たったそうですよ
けれど一時は都市開発や農薬によって
絶滅寸前にまで追い込まれたそうです。
蛍の入った箱です。
そこで20年程前から地元や氏子の方々の協力によって
除々に蛍の数は増えてきたみたいですよ。
そして平成3年には約100年振りに蛍火の茶会として復活したそうです。
ちなみにこの日は糺の森で『納涼市』として
京都の老舗が集まって美味しそうな食べ物を
販売しておられました。
ではさっそくレポートしていきましょう
午後5時に下鴨神社に着いた京子
本殿前ではすでに準備が整っていました。
天候が悪かった事もあり参拝者用のテントが設置されていましたよ
神職の方と糺の森保存会の方が本殿前に整列し
神事が行われました。
舞殿前に蛍の箱が用意されていました。
18時になると
神服殿にてお琴が披露されました。
琴綾会の方です。
皆さんもよくご存知の曲が披露されていましたよ
その後、19時20分頃には
十二単衣の着付けが披露されていました。
京子はこの後、御手洗池で蛍が放されるので
ダッシュで現場の確保に向かいます
蛍の放される御手洗池
蛍は20時から放されるのですけれど
30分前にはたくさんの人で溢れかえっていましたよ~
さて20時になると
神職の方が舞殿横に設置された蛍の入っていた箱を
御手洗池へ運んできました
フラッシュをたかないようにと注意があり
いよいよ蛍を放します
京子は動画でバッチリと蛍が飛び立つ瞬間を抑えてきたので
ご覧下さいな
どうですか~
あまり上手に撮れませんでしたが
雰囲気は何となくつかめましたでしょうか
伝わったという体で話をしますけれど
暗闇の中に力強く光る光が大変美しいですよね
周りの人も歓声を漏らしていましたよ。
そして、そんな蛍を題材にしたお守りが
初夏限定で下鴨神社で売られていましたよ。
限定商品みたいですので気に入った方はお早めに~
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