こんにちは、京子です♪
本日ご紹介するのは平安神宮で行われました
神賑行事(しんしんぎょうじ)です。
平安神宮では15日に『例祭』が行われ
本日は『翌日祭』にあたり神賑行事が奉納されます。
ちなみに、神賑行事とは
神職の行う神事の後に行われる催しの事で
神楽や舞楽などを奉納します
12時過ぎに平安神宮へ到着した京子。
平安神宮周辺は花見の名所という事もあり
今日も多くの方が参拝にいらしてますね~
今回の神賑行事の為に、大極殿の前に特設舞台が組まれます。
さて、まず最初に奉納されるのは
宮川町歌舞会の方たちによる踊りです♪
5人の芸妓・舞妓さんによる息のぴったり合った踊りが素敵で
カメラのフラッシュもたくさんたかれていました
ちなみに、宮川町の舞妓さんたちだけでなく
この後には祇園甲部歌舞会・先斗町歌舞会・祇園東歌舞会の方も登場し
踊りを奉納されていました。
次にご紹介するのは
『包丁式(ほうちょうしき)』です。
見事な包丁さばきを奉納する神事で
ただ単に魚を綺麗に切り揃えるといったものではなく
包丁と真魚箸(まなばし・長いお箸)を使い
魚に手を触れずに見事にさばくのが特徴なのです
古式四條流包丁道家元の方により披露される包丁式は
全国の神社仏閣でも奉納されているそうですよ
気合の入ったステージでしたっ。
さて、ここで平安神宮に関して
基本的な事をご紹介しますと
1895年に平安遷都1100年を記念して建てられた神社です
主祭神は
桓武天皇(かんむてんのう)と
孝明天皇(こうめいてんのう)という2人の天皇です。
どうしてこの2人なのかと言いますと
平安京に遷都したのが桓武天皇であり
平安京最後の天皇だったのが孝明天皇だからなんですね
つまり平安京最初と最後の天皇が祀られる神社です。
そんな平安神宮は
京都三大祭の1つ、時代祭が行われる事でも知られていますよね
※時代祭に関しては『時代祭 2011(前編)』の記事をご覧下さい。
では、引き続き神賑行事を紹介します
次は『花柳芳麿社中』の方々による『今様』が奉納されます。
この今様という言葉は『現代風』といった意味で
当時(平安時代)の流行が閉じ込められる踊りと言えます。
雅な雰囲気がいいですね~。
そして最後は『平安貴族舞』を踊って終了。
※この平安貴族舞は下鴨神社でも奉納されているみたいですよね。
ちなみに、この日は神賑行事以外にも
平安神宮境内では様々なイベントが同時に行われています。
境内にある額殿(がくでん)では献花会(奉祝献花展)が行われ
『池坊(いけのぼう)』などの華道の流派が勢ぞろいし
ステキなお花を展示しています
※神苑(平安神宮内にある庭園)では茶会も行われていました。
さて、次は笠井社中による神楽奉納です。
演目は『式神楽』『鉾・剱の舞』『速神楽』です。
という事で、この後も15時過ぎまで
踊りを中心に琴や太鼓など様々な演目が奉納されていましたよ♪
そんな神賑行事が行われた
平安神宮の場所はコチラ↓
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