こんにちは京子です
今回ご紹介するのは京都の桜の名所の1つ・・・
神泉苑(しんせんえん)です
場所は二条城のすぐ南側にある庭園です。
平安時代、貴族がこの場所で舟遊びや遊宴を行っていた事で知られ
日本で最初の花見が開かれた場所として
伝えられています♪
では、早速中に入ってみましょう。
鳥居をくぐるとまず目に入るのが『恵方社(えほうしゃ)』です。
土台が回転する事から
毎年、大晦日の晩11時に、来年の恵方(縁起の良い方角)へと向きが変わる
ちょっぴり変わった祠です。
さらに奥へと進むと
善女龍王社(ぜんにょりゅうおうしゃ)があります。
824年、京の都を襲った干ばつに困った淳和天皇は
高僧『空海』に勅願を出し、雨乞いをさせました
その場所こそが、この神泉苑なのです
空海は善女龍王を呼び寄せ
見事に都に雨を降らせたと言われています
この事から善女龍王の社が作られ
以後、善女龍王は神泉苑の広大な池(法成就池)に
お住みになっているそうですよ。
※ちなみにこの池がある事から京都の通り名のひとつ「御池通り(おいけどおり)」の名前が取られたという説もあるようです。
こちらはロマンチックな伝説が残る『法成橋(ほうじょうばし)』です。
空海による法力によって成就した事にちなみ
その名前がついている橋です。
言い伝えでは
源義経と静御前が出会った場所とされています。
一願成就の橋と言われ
願い事を一つだけ心に念じながら、この橋を渡り
先ほどの善女龍王社にお参りすると
その願い事が叶うと言われています♪
二条城が作られるまでは
南北に500メートル、東西に240メートルもの
巨大な庭園だったそうで
現在は当時の約、1/16まで規模は縮小されました。
ちなみに神泉苑では、夜桜も楽しめるよう
夜間のライトアップが行われています
期間はその年の桜の開花状況によって変わるそうですけれど
今年は開花が遅れている事もあり
現在もライトアップは続けられていますよ~
料金もかからない事から
気軽に参拝される方が多いようで、夜桜の穴場スポットの1つとなっています。
是非、お近くを通りかかった際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか
現在も見ごろだそうですよ★
そんな神泉苑の場所はコチラ↓