こんにちは京子です。
京都もお花見シーズン到来ですね♪
という事で本日ご紹介するのは
平野神社で行われました・・・
桜花祭(おうかさい)です。
平野神社は京都でも有名な桜のスポットで
境内には50種類、約400本の桜が植えられています
昔から「北野の梅、平野の桜」と言われ
北野天満宮の梅と並べられる程の名所なんですよ。
※平野神社の桜について、詳しくは平野神社 その2の記事をご覧下さい。
そんな桜の名所で行われる桜花祭は
985年、花山天皇(かざんてんのう)によって始められたお祭りで
平野神社に行幸し、天皇家の繁栄を祈願されたそうです。
では、桜花祭を早速レポートしたいと思います
10時に到着した京子
まずは、本殿前で神事が行われます。
お祓いや祝詞の後
平野神社の御祭神の御霊(みたま)を
舞殿前に置かれた鳳輦(ほうれん・神輿)に移します。
無事に移された後、一度神職の方は退場されます。
次にどちらに向かわれるのかと言うと・・・
平野神社から北へ徒歩10分ほどの距離にある
『花山天皇陵』です。
こちらに参拝され、桜花祭の無事を祈願します
ちなみに、平野神社の境内に植えられている桜は
花山天皇の手によるものなんですよ
桜への愛情をヒシヒシと感じます。
そして、神職の方は再び平野神社へ戻られます。
12時から始まった『発輦祭(はつれんさい)』では
鳳輦のお祓いや、一緒に行幸する人たちのお祓いが行われます。
この後、周辺の氏子地区を2時間以上かけて
ゆっくりと回るんですね
行幸を共にするのは、様々な時代装束に身を包んだ方たちです。
甲冑姿や流鏑馬姿の武士に加え
雅な着物の女性もいらっしゃいましたよ。
発輦祭が終え、隊列を整えると
いよいよ平野神社を出発します♪
行幸は、桜のアーチをくぐりぬけ境内を飛び出します
境内の桜も丁度見ごろで、絶好の祭り日和っ
こちらは『曲水の遊列』と呼ばれる女性たち。平安時代の女性を表現しているのでしょう。
ちなみに、平野神社へは15時半頃帰着し
発輦に宿された御霊を本殿へと戻し終了するそうです。
そんな桜を愛した花山天皇が始めた桜花祭は
春を感じれるステキなお祭りでした