こんにちは京子です!
本日、2度目の更新です♪
今回ご紹介するのは
今宮神社のお祭りである・・・
やすらい祭です
京都三奇祭の1つにも挙げられるお祭りで
毎年、4月第2日曜日に行われます。
※残り2つの奇祭は『太秦の牛祭」』『鞍馬の火祭』です。
春のさきがけとして行われる事から
やすらい祭が晴れなら、その年の京都の祭りは全部晴れる
なんて言われてるんですよね~
ちなみに、本日はばっちり晴天でしたよっ。
そんな『やすらい祭』は
春になると流行する疫病を退散させる為に始められたお祭りです。
昔の人は疫病の流行にも気を揉んでいたんですよね~
疫病が流行れば
疫社(えやみしゃ・現在は今宮神社の摂社)に
風流な装いをして皆で参拝し
疫病が鎮まるよう祈願したのです
そんな『やすらい祭』の特徴的とも言えるのが参拝の仕方です
子鬼や大鬼に扮した人たちが
囃子や踊りによって疫病を追い立て
花笠(風流笠)に疫病を宿らせ、疫社へ送り込み鎮めたのです。
この奇抜な服装は目立ちますよね~。
では、予習が済んだ所で
(・∀・)ノ早速『やすらい祭』をレポートしたいと思います。
12時前に光念寺(こうねんじ)に到着した京子。
今宮神社に到着する行列はここからスタートするので
それを見に来てみました
ちなみに、やすらいの奉納をする保存会は4組あり
その中から2組が今宮神社へと向かいます。
※1つが『上野やすらい』、もう1つが『川上やすらい』です。
今回は、光念寺から出発する『上野やすらい』を中心に
写真や動画をご紹介します
鬼を中心とした行列は『練り衆(ねりしゅ)』と言います。
ちなみに、動画の途中で
赤い髪と黒い髪の少年たちが横切りましたけど
彼らが『大鬼』であり、この祭りの主役なんですよ
中高生が中心となって大鬼を演じます。
この他にも、笛や太鼓、鉦などで構成されています。
※上野のやすらいは2組(各組約40名)あり、各保存会毎に囃子言葉や参加人数も違うそうですよ。地区内はもちろんの事、大徳寺などにも寄り
要所で、囃子や踊りによって疫病を追い立てながら
約3時間かけて今宮神社へと向かいます
そして出発地点で見送った京子は先回りをして
15時に、今宮神社で待っていると・・・
先に『川上やすらい』が今宮神社に到着しましたっ。
先ほど紹介した『上野やすらい』とは鬼の姿もちょっと違いますよね。
『川上やすらい』は左周りで舞殿を回り、本殿前に整列します。
そして祝詞をあげ、囃子や踊りによって疫病を追い立てます
この後、『川上やすらい』は川上大神宮へと帰っていきました~。
そして、すれ違うように『上野やすらい』が到着~っ
同様に舞殿を回り本殿前で整列します。
※ちなみに『上野やすらい』は左廻りで舞殿を回っていましたよ。
祝詞の後、『大鬼』たちによる踊りが披露されますっ!
2つの花笠を中心に、飛び跳ねながら太鼓を鳴らし
激しく動き回ります~。
最後には大きな円を組んで一斉にジャンプーーー
中高生のシャープな動きは、見ていてとても爽快でした
是非、動画でご覧ください。
こうして、鬼達が太鼓や踊りで花笠に疫病を集め
最終的に17時頃に光念寺へと戻って行ったそうです
そんな京都三奇祭の1つである『やすらい祭』が行われる
今宮神社の場所はコチラ↓
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『上野やすらい』の出発地点・光念寺はこちら↓
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