こんにちは京子です
本日、ご紹介するのは
北野天満宮で行われた・・・
古絵馬焼納式 (こえましょうのうしき)です。
参拝者によって奉納された絵馬を焼納する神事です。
北野天満宮と言えば
学問の神様『菅原道真(すがわらみちざね)』を祀る神社です。
この事から、多くの受験生が
受験合格祈願の為に絵馬を奉納しています
※北野天満宮や菅原道真に関する情報は『北野天満宮 その2』の記事をご覧下さい。
北野天満宮では、昨年度に奉納された絵馬を
燃やす事によって
願掛けされた人々の無病息災を祈ります
10時に到着した京子。
すでに、一ノ鳥居奥の右手にある
中ノ森広場(駐車場)に斎場が設けられていましたっ
ここに約10万枚の絵馬が積まれ
四方には注連縄が張り巡らされています。
ちなみに絵馬のアップがコチラです。
牛が描かれているのが分かりますよね。
天満宮において
牛は神様のお使い(神使)とされています。
神使とされている理由について
・祭神である菅原道真の干支が丑年だった
・牛が道真を刺客から守った
・道真のお墓の場所を太宰府天満宮と決めたのが牛だった
といった話があるからなんですね
しばらくすると、神職の方が浄火を持って入場されました。
※浄火は事前に本殿において火打ち石にてつけられたものです。
風で消えてしまわないように火を囲い
慎重に持ち込まれます。
準備が整うと
斎場に積み上げられた絵馬や神職の方がお祓いを受けます。
続いて、絵馬を前に祝詞が上げられ
いよいよ着火されます
4箇所に火をつけた後
絵馬を取り囲むように4人の神職が配置され
それぞれ祝詞が上げられます。
徐々に火は大きくなり
絵馬は次々と黒く灰になっていきます。
こうして10万枚の絵馬は
4時間かけてじっくり炊き上げられます。
その間も祝詞は終わることなく
4人の神職によって交代で読み上げられます
そんな祈願絵馬焼納式が行われた北野天満宮の場所はコチラ↓
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