こんにちは京子です
本日、お届けするのは
上徳寺で行われました・・・
世継地蔵尊大祭(よつぎじぞうそんたいさい)です。
上徳寺において、2月8日は
1億日分の功徳が授かるとされる『一億劫日功徳日』にあたります。
この日に護摩焚きをして、人々のご利益を願う法要が
行われます
さて、午後2時前に京子が上徳寺へやって来ると
丁度拝殿の前で、これから法要が始まろうとしていました~
ジャストタイミングっ。
ちなみに上徳寺についても簡単にご説明しますと
徳川家康の側室であった阿茶の局(あちゃのつぼね)が建てたお寺です
彼女は側室の一人でありながら
高い政治的思考能力と知能で徳川幕府の参謀を担ったと言われている
キレ者の側室だったんですね。
境内奥には、高さ2メートル余の世継地蔵が安置され
良い世継が授かる御利益があると言われています。
※詳しくは上徳寺の記事をご覧下さい。
さて、お話を世継地蔵尊大祭に戻しまして
まずは、祭文が読み上げられ
山伏姿の方が境内の
東西南北・天・鬼門の方角に矢を放ちます
魔除けの意味があるんでしょうね。
ちなみに矢を拾われた方は持って帰れるようで
打った瞬間に、取り合いになっていました。
(・∀・)ノそして、いよいよ護摩供養に入ります
燃やされる護摩木です。参拝された方はここに名前と年齢、願い事を書きます。
この前にローソクが立てられていて、それを火種として使います。
境内の真ん中に固められた槇に着火され
瞬く間にモクモクと煙が上がります
山伏の方によって
この中に護摩木が入れられていきます。
※動画では紐で縛ってある護摩木を刀で解き、火の中に投げ入れられている様子が分かると思います。
ちなみに護摩木にはいくつか種類があるようで
他にもこうした護摩木もありました。
朝の9時から参拝者に対して無料接待も行われていまして『多幸焼』と書いて・・・
たこ焼き(多幸焼)も振舞われていました。 ちなみに朝10時からは『十種福祈願法会』がお堂内で行われていましたよ。
そして、あまり火が大きくならないように
他の山伏の人たちが水をかけたりしながら
次々に護摩木が火の中に入れられます
法螺貝や鐘などの仏具の音が響きわたる中
一連の動作が何度も繰り返されました。
そして最後にお坊さんにより
参拝者の願いが込められている護摩木を
火の中へ放り込みます。
ちなみにその数は、なんと1万本
世継地蔵尊大祭は多くの人の願いが込められている
法要なんですね
という事で、時間にして1時間弱の護摩焚きが無事終了。
境内には、皆さんの護摩木の煙がいつまでも立ち上っていました♪
そんな世継地蔵尊大祭が行われた神社はコチラ↓
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