こんにちは京子です。
本日、ご紹介するのは
城南宮で行われました・・・
湯立て神楽(ゆたてかぐら)です
どんな神事なのか簡単にご説明しますと
大釜で煮立った湯を
笹の葉を使って撒き邪気を祓い
1年の無病息災を願う神事なのです~
午後2時、『湯立て神楽』に参加される
神官の方々や巫女さんが入られます
拝殿と舞殿の間には、大きな釜が置かれ
先ほどから、グツグツとお湯が煮立てられています
※釜は「文政六年癸未」(1823年)の銘が入った釜だそうで江戸時代後期に作られたものみたいですね。
さて。
全員無事に席に着くと
まずはお祓いが行われます。
お供え物や、湯立てに使われる釜・笹に加えて
舞殿でスタンバイしている巫女さんや
参拝者(見学者)にもお祓いが行われます
そして、祭主による祝詞(のりと)の後
舞殿にて巫女さんによる祓神楽(みそぎかぐら)が行われます。
まずは、扇を使った『扇の舞』です。
金・銀に輝く扇を使い
笛や太鼓の音に合わせ、巫女さん4人が舞います。
全員の息もぴったりですね~
引き続いて
神楽鈴を使った『鈴の舞』が奉納されます。
左手には金色に輝く綺麗な鈴
右手に持っているのは笹でしょうか
そして、最後に鈴の音で参拝者をお清めして終了~。
この後、いよいよ湯立て神事が始まります。
先ほどとは別の巫女さんが舞殿から降り
釜の前へ。
湯気が立つ釜の中に、まずは塩を入れます。
引き続き、杓を使った『杓取(しゃくとり)の儀』の後
洗米・お神酒を釜の中へ入れ
最後に御幣を使ってかき混ぜます。
準備が整ったところで、いよいよ笹を湯の中へ
ザブザブと十分に浸した後・・・
両手で素早く笹を振り上げ
湯を撒き、邪気を祓います
巫女さんは釜の前だけでなく
両端の参拝者席の前でも
同じように笹を振り、お湯を撒いてくださいます
無事に湯を浴びて、みなさん無病息災を願います~。
この後、最後にお供え物や
拝殿前に置かれた笹にも湯を撒き
これにて神事が無事終了。
拝殿前に置かれていた笹は
この後、参拝者に持って帰ってもらえるよう販売され
買い求める列が出来ていましたよ~
京子も無事笹をゲットすることが出来ました
そんな湯立て神楽の行われた城南宮の場所はコチラ↓
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