こんにちは京子です♪
本日ご紹介するのは
伏見稲荷大社で行われた・・・
奉射祭(ほうしゃさい)です
奉射祭とは何かと言いますと
別名『御弓(おゆみ)の神事』とも言い
本来は魔除けの為に
恵方の邪気を弓矢でお祓いする神事です
後に『占い』や『武芸の奉納』などの意義も持つようになりました。
※お正月~15日ほどの間、全国的に奉射祭は行われています。
伏見稲荷大社で行われる奉射祭では
的の当り外れで五穀豊穣や景気を占います♪
という事で、早速
伏見稲荷大社の「奉射祭」をレポートしたいと思います
14時。
まず、本殿にて最初の神事が行われます。
中は撮影禁止との事で写真は掲載出来ませんのでご了承下さい。
まずは、奉射祭に参加される神職の方(10名ほど)が本殿へ入られます。
すでに本殿の中では宮司さんや巫女さんもスタンバイされていました。
そして
お供えものが次々と運び込まれて行きます。
どんなものがあったのかと言うと
鯛やお酒などに加え
野菜(大根・きゅうり・人参など)や
果物(みかん・バナナなど)がありました。
この後、宮司さんの祝詞(のりと)が読み上げられ
本殿にて約30分ほどの神事が行われた後
本殿奥にあります
神苑斎場(しんえんさいじょう)へと移動して来られます。
奉射祭という事で、ばっちりと『的』が用意されていますね♪
弓も、もちろんセットされていました。
無事に移動が済んだ所で
今回使用する的や弓矢のお祓いが始まります
その後、的の前にもお供え物を一度並べられました。
次に行われたのが・・・
『天地四方奉射(てんちしほうほうしゃ)』です。
神矢と呼ばれる矢を
四方(東西南北)そして天と地に向かって放ちます。
邪気を祓う効果があり、この場を清めます。
ちなみに、矢を射っているのは権宮司(ごんぐうじ)と呼ばれる
宮司の次に偉い方です。
そして・・・お待たせしました♪
こちらがメインイベント『奉射の儀』です。
2名の神職の方が、それぞれ2本ずつ
真矢と呼ばれる矢で的を狙います。
距離にして約25メートル程で難しいと思っていたのですけれど
少ない数で見事に・・・・
的の中央を射られていましたよ!!!
ちょうど3本目の矢が的を射抜いた瞬間は、場内から拍手が起こりました♪
これで今年も五穀豊穣、そして景気アップも
間違いなしでしょうか!?
最後に神職の方たちは
お酒とお米を一口ずつ召し上がって
退場されました~。
という事で、見事に
的の真ん中を射抜いた『奉射祭』が行われた
伏見稲荷大社の場所はコチラ↓
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