こんにちは京子です

さて、本日ご紹介するのは

知恩院(ちおんいん)で行われました・・・


(・∀・)ノ除夜の鐘試し撞きです


NHKの「ゆく年くる年」でも

何度も知恩院の除夜の鐘は放送されている事でも有名ですよね~。

京子もテレビでは見た事あったんですけど

生で鐘の音を聞くのは初めてなのです

午後2時から知恩院の大鐘楼前で行われる『除夜の鐘試し撞き

まずはこの国内最大級の大きな鐘について少しご説明しますと

作られたのは1636年っ

高さは3.3メートル、口径2.7メートル、重さは約70トンという

ビッグなものなんですね~


ちなみに、その鐘を支えている大鐘楼は1678年に建てられました。

それまでは吊るしても、あまりに重過ぎてすぐに壊れたりしていたそうです


そんな知恩院の鐘は

京都の方広寺、そして奈良の東大寺と並ぶ、日本三大梵鐘(ぼんしょう)のひとつにも数えられています。

知恩院でこの鐘が鳴らされるのは

『成人式』『法然上人の御忌大会』そして『大晦日(除夜の鐘)』の年に三度なのです


今日は、その除夜の鐘を成功させる為の試し撞きの日

試運転だから、そんなに人もいないのかなぁっと思っていたんですけど

想像以上に大勢の方が集まっていました。



まず、お坊さんたちが、鐘の下で円を描くように並び、お経を唱えます。

そして、ここから鐘がいよいよ撞かれますよ

長さ約4メートルの撞木(しゅもく・鐘を打つ棒)から紐が垂れているのがお分かりですよね

鐘の一番近くに立っているお坊さんが手にしているのが親綱です。

そして、鐘から少し離れた位置には横一列に並んだお坊さんがいます。

彼らが子綱を握ります。

合計で17人のお坊さんにより鐘が撞かれるんですね。


撞木を、振り子運動させタイミングを合わせながら

親綱が「えーいひとつ」と言うと

子綱の方々も「えーいひとつ」と繰り返し

次に「そーれ!」と言うと鐘が撞かれます!


どうですかこのアクロバティックな動き

鐘の下で海老反りをしているのは親綱を握っているお坊さんです。


鐘を撞く瞬間に親綱を手繰り寄せ

足を踏ん張りながら、綱に対してぶら下がるように

仰向け(海老反り)になり

地面と平行になる形で体を傾け鐘をゴーンと撞きます

独特の動きをしているんですよ~。

この鐘撞きはなかなかの力仕事ですので

若いお坊さん方が中心となって鐘撞きは行われていました。


ゴーン本番さながらの気合の入った音が境内に鳴り響きます

いよいよ今年もあと僅かで終わるのだなぁと感じちゃいました。


ちなみに親綱を握るお坊さんは交代で回されていました。

中にはタイミングが合わず上手く行かない場面もありましたけれど

試し撞をして練習を重ね、本番の除夜の鐘に備えるんですね


こうして、1時間弱で除夜の鐘試し撞きは終了します。


ちなみに大晦日には

知恩院に3万人から5万人もの参拝者が

毎年訪れているそうで

当日は、午後10時40分頃から

1分に1回の間隔で108回の鐘が撞かれます


ちなみに、最後の108回目は

午前0時半頃に撞かれるとの事ですよ

(・∀・)ノ今年はテレビではなく、是非生で鐘を音を聞いてみてはいかがでしょうか?

そんな除夜の鐘試し撞きが行われた知恩院の場所はコチラ↓


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