こんにちは京子です♪
お待たせしました~。
いよいよ祇園祭も今日で5日目っ。
吉符入の最終日でもあります♪
そして、本日行われた祇園祭の神事が・・・
長刀鉾稚児舞(なぎなたぼこちごまい)です。
さて、この長刀鉾稚児舞とはいったいどんなものなのか
わかりやすくご説明しますと
まず、『長刀鉾(なぎなたぼこ)』とは・・・
祇園祭ではリーダー的存在の鉾で山鉾巡行でも先頭を走る鉾です。
そして『稚児(ちご)』とは・・・
その長刀鉾が巡行の際に乗せる子供(男の子)で、稚児役は毎年一人選ばれます。祇園祭の主役です。
その稚児が舞いを披露する神事
・・それが長刀鉾稚児舞なんですね♪
さて、この長刀鉾稚児舞が行われた場所はドコなのかと言いますと
『長刀鉾保存会』です。
※場所は繁華街のど真ん中、四条烏丸を東に入る『長刀鉾町』という所です。是非、最後のマップで場所を確認してくださいね~。
さてさて、京子が15時に長刀鉾保存会の前に行ってみると・・
すでに・・新聞社などの報道関係者から、カメラを片手の方々まで
総勢100人以上が集まってらっしゃいます!!
こんなに大勢の人の前で舞う、長刀鉾稚児舞とは、一体どんな舞なのでしょうか
とっても気になるところですよね♪
と、いう事で
早速、今年は動画でご覧いただきましょう~!!
こちらが『太平の舞(たいへいのまい)』と呼ばれるものです。
真ん中に位置しているのが稚児ですね。
頭にはキラキラと輝く『蝶とんぼの冠』をつけ、
日本の伝統色と言われている『藤色』の振り袖に『若草色』の裃姿をしています
両端で金の団扇を持っているのは稚児のサポート役である禿(かむろ)です。
ちなみに今年は、稚児さんと、向かって右手にいる禿はご兄弟だそうですよ♪
この、太平の舞とは、天下泰平(太平)と五穀豊穣を願う舞いであり
本日の『長刀鉾稚児舞』以外にも、7月17日の山鉾巡行(本番)でも披露されるのです
つまり、今日の長刀鉾稚児舞は
公開練習&町の人たちに稚児をお披露目する役割も兼ねているイベントなんですね★
コンチキチン♪コンチキチン♪という囃子方(はやしかた)による
演奏が辺りに響き渡る中、太平の舞が披露され
いよいよ祇園祭が盛り上がりを見せていきます。