こんにちは、京子です!
突然ですけど
いよいよ・・・始まってしまいましたね~♪
え?何がだい京子ちゃん!?と思ってらっしゃる方っ。
(・∀・)ノノンノンノン~♪
そうなんです。
本日7月1日より祇園祭(ぎおんまつり)が始まりました!
え?もう始まってるの?
・・・という答えが返ってきそうですけれど
日本三大祭りのひとつである『祇園祭』は
本日、7月1日から一ヶ月間に渡って行われるお祭りなんですね♪
※祇園祭は2009年9月には『ユネスコ無形文化遺産』にも登録されたお祭りです。
テレビなどで取り上げられる祇園祭は
16日の宵山(よいやま)のシーンが有名ですけれど
7月の一ヶ月間を通して、祇園祭では宵山以外にも、様々な神事が行われています
と、いう事で
今年もじっくりと!そして丁寧に!2011年の祇園祭をレポートしたいと思います♪
さて、前置きが長くなりましたけれど、
本日は
吉符入・お千度の儀(きっぷいり・おせんどのぎ)が八坂神社にて行われました。
朝、10時少し前に八坂神社に到着した京子。
そうなんです♪
祇園祭は八坂神社のお祭りなんですよね。
もちろん、祇園祭初日から
すでに境内には多くの人が集まっています~
ちなみに、7月1日から5日までの期間を『吉符入(きっぷいり)』と言いまして
山鉾町で関係者や町内役員が集まり、祭りの無事を祈願し打ち合わせを行います
夜には囃子方(はやしかた)と呼ばれる
笛や太鼓を演奏する人たちによる練習なども始まります。
そして、本日
八坂神社では吉符入の名物イベントのひとつ
『お千度の儀(おせんどのぎ)』が行われるんですね!
祇園祭では、
全部で32基建つ山鉾の中でもリーダー格である
長刀鉾(なぎなたぼこ)の上に乗る『稚児(ちご)』と呼ばれる8~10才ぐらいの男の子が毎年、選ばれます。
お千度の儀では
年毎、『今年の稚児はこんな子ですよ』と八坂神社に報告し
安全祈願をします
さて、祇園祭に雨は付きもので・・・毎年よく降るんですよね
2011年の祇園祭も
( ´Д`)初日からさっそく雨!!
しかし、京子は負けません♪
雨の中待つ事、数分・・・
南楼門より稚児が入場します!
この白塗りのお化粧に、朱色のはかま姿の男の子が稚児ですよ。
よく見ると、大人の方々に両手を繋がれていますけれど
手と手の間には、手ぬぐいのようなものを挟んでいますよね♪
これは、稚児がそれだけ神聖なものだという証明です。
※後日行われる稚児社参の儀において、稚児は位を授かり、その後は地面に足を付けてはならないという決まりがあったり・・・と一般の人とはかけ離れた存在が『稚児』なんですよ
では、その様子を動画でどうぞ~っ。
2011-祇園祭 吉符入・お千度の儀(八坂神社)
手前に歩いていた緑色の袴を履いた2人の子供は『禿(かむろ)』です。
禿は稚児の補佐役という立場なんですね♪
さて、無事に入場した御一行は
こちらで一度、手や口を清めた後・・・
本殿へと入って行きます。
中は、一般人はシャットアウト・・・!
とにかく出てくるのを待つしかないようです。
こちらは、本殿にありました『稚児の図』と呼ばれる屏風です。大正から昭和にかけての日本画家、三宅凰白(みやけこうはく)の作品です。
そして、待つ事30分弱♪
一団が本殿から出てきました~
そして、これから何が行われるのかと言いますと
本殿の回りを一団がぐるーっと右回りに3周し、お参りをするんですね。
『お千度の儀』という事で
千度詣りのはずなのに3周しかしないのは
一人で1000回参るのは大変だから
大勢で3回お参りして1000回って事にしましょうというワケです
時間短縮の為ですね。
2011-祇園祭 吉符入・お千度の儀(八坂神社)
一周、回る度に
こうして本殿に手を合わせていましたよ♪
さて、最後に!
今日から祇園祭の終わる一ヶ月間
食べてはいけないモノがあるんですよね♪
ヒントは、この八坂神社の神紋です。
おわかりですか??
そうなんです、その食べ物とは『きゅうり』なんですね
きゅうりの切り口が八坂神社の神紋に似ている事から
祇園祭の期間中は、京都の人の間では
きゅうりを食べないというのがしきたりなんですね♪
神紋を食べてしまうというのは、恐れ多いというワケなのです。
という事で、本日から始まりました祇園祭♪
一ヶ月間、京子がみっちりレポートしたいと思います~!!
そんな八坂神社の場所はコチラ↓