こんにちは京子です。
さて、本日ご紹介する神社は
八坂神社の境内末社である
美御前社(うつくしごぜんしゃ)です。
場所は、境内のドコ?なのかと言いますと
八坂神社の本殿の東側に位置します♪
※八坂神社に関しては別記事をご覧下さい。
さて、美御前社の名前からも想像出来るように
こちらは美にご利益のある社なんですね~!
なので、女性の方は特に必見ですよ♪
祭神は?と言いますと、この神様たち。
『市杵島比売命(イチキシマヒメノミコト)』
『多岐理比売命(タギリヒメノミコト)』
『多岐津比売命(タギツヒメノミコト)』
です。
彼女たちは宗像三女神(むなかたさんじょじん)と呼ばれています。
古事記によりますと
素戔嗚尊(スサノオノミコト)が、その姉の天照大神(アマテラスオオミカミ)に訪ねた時の事です。
じつはこの兄弟はなかなかの仲の悪さなんですね。
※素戔嗚尊が怒られたエピソードは『鷺森神社』の記事をご覧下さい。
姉は弟が攻めて来たと勘違いしたそうで、そこで
誓約(うけい・約束の事ですね)を行うんですね。
「俺の剣を渡すから・・・そんなに警戒しないでくれよ~!俺は潔白だからさ!」
警戒を解き自らの潔白を主張した素戔嗚尊。
天照大神が、素戔嗚尊の持っていた『十拳剣(とつかのつるぎ)』を譲り受けるんですね。
その時、剣から生まれたのが彼女たち三人なんです!!
この事から宗像三女神は『清浄・潔白』の象徴として扱われ
そこから、『美しい・美人』というように言われるようになったのです。
こちらは絵馬です。描かれているのは市杵島比売命でしょうか。
ちなみに、この中でも
特に、市杵島比売命は美人だとされていて
弁財天と同一視されています。
そうなんです。
弁財天は七福神の一人で、琵琶を持った、あの紅一点の神様ですよ~!
さて、この八坂神社の本殿の下から
水が湧き出ているんです。
この水は祇園の御神水とも言われ、大変ご利益のある水と言われています。
その湧き水が、こちらの『美容水』!!
身も心も美しくと書かれていますね♪
このお水を、2、3滴を顔に付けると美人になれるとご利益があるんですね~。
ここに参拝にくる方はどんな人たちかと言いますと
もちろん女性ですけれど
場所が八坂神社というだけあって、舞妓さんや芸子さんがいらっしゃるんですね
ほかにも、美に携わる人たち(美容師さんや理容師)や
美しくなりたいと願う女性が参拝しています。
もちろん・・・京子もそんな一人であります!!
ほかにも美守(うつくしまもり)と呼ばれる、御守りもありましたよ~
という事で、舞妓や芸子さんも訪れる、美人祈願の名所である。
美御前社の場所はコチラ↓
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