こんにちは京子ですっ!
さて、本日ご紹介するのは
伏見稲荷大社で行われた・・・
田植祭(たうえさい)です!
伏見稲荷大社で行われるこのお祭りは
1517年に行われたという記録が残っている神事で
一年の五穀豊穣を願い行われているんですね♪
いつしか、田植祭は行われなくなっていたのですけど
昭和5年、
昭和天皇、即位の記念事業の1つとして再び行われるようになりました
『永代初穂米献備』と書かれた石碑がありました。
京子も境内にかかる『じっこくばし』を通り現場へと向かうのです。
さて、本日の1時頃から本殿で神事が行われた後
次の神事の為に境内の一画にあります『神田(しんでん)』へと一団が移動します♪
(・∀・)ノ神田とは、田んぼの事です!!
さて、続々と入場する人たちを見ていると・・・
こちらは神官の方ですね~。
京子は伏見稲荷大社に到着してから
ずっと、この神田付近で待ってたんですけど
神官の方以外にも、続々と神田へとやって来られる姿を激写しましたっと。
この籠(御幣櫃・ごへいびつ)の中には何が入ってるのかと言うと・・・??
後ほどご説明させて頂きます~。
ちなみに、目の前に広がっているのが神田ですね。
さて、詳しく説明すると
まず、伏見稲荷大社では
4月に水口播種祭(みなくちはしゅさい)が行われ
神田を清め、種を撒いておくんですね♪
そして、今回の『田植祭』が行われ
10月には抜穂祭(ぬいぼさい)で、植えられた稲が刈り取られ
11月の新嘗祭(にいなめさい)で、神殿にお供えされるのです。
みなさん、本殿から神田に移動が終わると
神田を一度お祓いをして・・・
その後には
少し見にくいかもしれませんけれど
手元に注目してください。
斎串(いぐし)と呼ばれるものを
神田の水の取り口に立てるんですね。
これで田んぼに引きこまれる水も清められるという事でしょうか。
ちなみに、御幣櫃には、この斎串と
田んぼに植える苗が入っていたのです~♪
さて、伏見稲荷大社に関しては
以前にも一度レポートしていますのでよければそちらの記事と併せてお読み下さい。
さらっとご紹介しますと
伏見稲荷は全国に約3万ある稲荷大社の総本山です。
伏見稲荷大社と言えば、もちろんコレですよね。
そうです、本殿の後ろには、あの有名な千本鳥居があります!!
ちなみに主祭神である宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)は
穀物神なんですよね~。
なので、田植祭がやっているのも頷けますよね★
そして、・・・いよいよ始まります!!
この方たちは、神楽女(かぐらめ)です。
彼女たちの『御田舞(おたまい)』が奉納されます~。
では、こちらを動画で是非どうぞっ★
田植祭(伏見稲荷大社)
さらにっ、雅な音楽が流れる中・・・
田植祭(伏見稲荷大社)
田植えをされているのは、早乙女(さおとめ)と呼ばれる方々ですっ!
雅な音楽と舞が奉納される中、
菅笠(すげがさ)を被った彼女たちにより
神田には手早く稲が植えられて行きます♪
総勢、30人弱の早乙女の方々により
30分ほどかけて行われ、無事に田植祭は終了しました。
ちなみに、神田(田んぼ)の大きさは約300㎡ほどありまして
ここから
どの程度お米が収穫出来るかと言いますと
・・・150kg!
米俵でいうと2俵半との事だそうですよ~。
茶碗で言うと約、2000杯程だという事です★
そんな田植祭が行われた伏見稲荷大社の場所はコチラ↓
大きな地図で見る