こんにちは京子です
さて、本日ご紹介するお寺は・・・
瑠璃光院(るりこういん)です。
見所はなんといっても、青もみじ!!
そうなんです
こちらの瑠璃光院は通常非公開のお寺で
春と秋の年に2回だけ期間限定で公開しているんですよ~。
※ちなみに春の公開は、3/20~5/31までとなっています。
もみじを春と秋の2度、楽めるんですね。
さて、場所はどちらにあるのかと言いますと
八瀬(やせ)という場所で、京都の北部に位置しています。
ちなみに、更に北へ行くと三千院などがある、大原と呼ばれるエリアになります。
そんな八瀬は平安時代より、貴族や武士たちの保養地と言われています。
伝承によりますと
大海人皇子(おおあまのみこ・後の天武天皇)が背中に受けた矢の傷を癒すために
この地に窯風呂を作り療養したからなんですね♪
「矢背」や「癒背」が後に転じて、八背になったというワケです。
※瑠璃光院にも、日本式蒸し風呂の原型と言われている「八瀬のかま風呂」の遺構を見学する事も出来ます。
さて、山門を越え階段を上ると橋が見えてきます。
境内は広く、一足踏み入れた瞬間から
京子の目には眩しいくらいの新緑が目に飛び込んできちゃいます
そして、橋を渡り書院に到着。
順路に従い2階へと進みますっ!
書院の2階にありました額に入ったコチラは左から「勢至菩薩・阿弥陀如来・観音菩薩」です。
どーですか!
書院、2階の窓いっぱいに広がる青もみじっ。
ここから見る青紅葉は瑠璃光院の見所のひとつなんですね
お部屋では、写経も出来るようになっています。
では、一階に下りてみましょう♪
ちなみに、こちらのお庭は「瑠璃の庭(るりのにわ)」と言うんですね。
苔の絨毯と、青もみじの組み合わせがステキ
これだけ見事な青もみじですから、紅葉の季節も素敵なんだろうなぁと感じます。
報道ステーション、とくダネ!、ズームイン!SUPERなどのテレビ番組でも素敵な庭園と一緒に瑠璃光院は放送された事があるそうですよ。
※そして瑠璃の庭は、瑠璃光院の名前の由来ともなっています。
さて、瑠璃光院の地には、かつて別荘があったんですね。
幕末の公家のひとりである三条実美(さんじょうさねとみ)は
その別荘を「喜鶴亭」と名付け呼んでいたそうです。
その名前は受け継がれ、現在は茶室「喜鶴亭」として残っています。
お庭に出る事が出来なかったので
茶室の中からお庭を撮影してみました♪
このお庭は「臥龍の庭(がろうのにわ)」と言います。
池泉庭園である、臥龍の庭は
天に昇る龍を石と水で躍動的に表現しているんですよ~。
どうでしょうか?このアングルで見ると、そのように見えませんか??
このように素敵なお庭を持つ瑠璃光院では
将棋の名人戦の舞台にも選ばれるほどの
日本情緒溢れる素敵な場所なのです♪
春の公開は5月31日まで!
よければ、みなさん足を運ばれてみてはいかがでしょうか~?
そんな瑠璃光院の場所はコチラ↓