こんにちは京子です。

さて、本日は・・・

水火天満宮の入り口

水火天満宮(すいかてんまんぐう)をご紹介したいと思います。


すごく変わった名前だと思いませんか

地元の方からは、「水火の天神さん」と呼ばれ親しまれているそうです♪


名前の通り「水難・火難除け」のご利益があるとの事です。


そして、天満宮と言えば・・・忘れてはいけないのが、この方

菅原道真(すがわらのみちざね)ですね。


全国にある天満宮は、この菅原道真の祟りを抑える為に

作られたものなんです


道真の祟り?っていったい何なの??という方は

以前、北野天満宮を取り上げた際に

解説していますので、よければそちらをご覧ください。


水火天満宮と書かれた石碑

この水火天満宮は923年に醍醐天皇の勅使によって

創建されました。

※昭和27年に、現在地へと移転されました。


この水火天満宮にはいくつかの石が祀られています

まずはコチラ。

水火天満宮の登天石(とうてんせき)

登天石(とうてんせき)


道真の祟りによって京の都に災いが起き、それを抑える為に

醍醐天皇は延暦寺のお坊さんに

祈祷を依頼し、宮中へ呼びつけます。


ですが、宮中へ向かうお坊さんを邪魔するかのように賀茂川の水がどんどん増し、とうとう町へと流れ込んだんですね。

これも道真による災いの1つと言えますね。


しかし、これを見たお坊さんは

その場で、祈祷をすると・・・

あら不思議


どんどん水位は下がり始めたのです。

そして、2つに分かれた水流の間から

ひとつの石が現れます。


・・それが、この登天石なんですね

その登天石の上に、なんと道真の霊が出現し

やがて霊だけが雲の中へと消えていったそうです。


※この賀茂川の水の氾濫を道真の祟り、道真と一緒に現れた石を供養し「登天石」と名付けました。


水火天満宮の出世石

登天石のすぐ隣にも、石があります。

それが「出世石」です。

この石を寄進された方が大変な出世人だそうで、それにあやかり出世のご利益があると言われています。


水火天満宮の金龍水(こんりゅうすい)

金龍水(こんりゅうすい)

眼病にご利益があると伝わる井戸水です。


そして、一番上にちょこんと乗っている丸い形をした石が「玉子石」です。

妊娠5ヶ月目に、拝むと安産になると言われています。


水火天満宮の手水舎

梅の紋が入った手水舎。天満宮の神紋の「梅」があしらわれていますね♪


水火天満宮の拝殿

そして、こちらが拝殿です。

この奥には本殿がありますよ。


本殿の両脇には

水火天満宮の2体の木像

水火天満宮の2体の木像

2体の木像が祀られていました。

※道真だと思われますけれど、詳しい説明はありませんでした。

水火天満宮の絵馬

そして、こちらの絵馬にも菅原道真が描かれています。

学問の神様として有名な道真ですけれど

彼は幼い頃より学問に励み

文章博士(もんじょうはかせ)という中国の歴史や漢字を教える先生になり

その後、大出世をし宇多天皇に重宝され、秘書にまで大抜擢されるんですね。


水火天満宮の六玉稲荷

末社である六玉稲荷です。就職祈願、縁結びのご利益があるそうですよ。


さて、最後に・・・

水火天満宮の境内に咲いていた梅

境内に咲いていた梅です♪


綺麗ですね


もちろん梅だけでなく、境内には枝垂れ桜もありますよ~。

そろそろ京都も花見のシーズン到来です。


今年の花見は

どこに行こうかと悩み中の京子です


そんな水火天満宮の場所はコチラ↓


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