こんにちは京子ですっ
今日は
あの源氏物語の主人公である光源氏のモデルと言われている
源融(みなもとのとおる)の別荘があった場所であり
彼とも非常にゆかりの深いお寺っ・・・
嵯峨釈迦堂(さがしゃかどう)です!
ちなみに嵯峨釈迦堂は通称であり、正式名称は清凉寺(せいりょうじ)と言います~
さて、この嵯峨釈迦堂は
名前からもわかる通り
京都には「嵯峨」という地にございまして
「三筆の一人」とも言われる嵯峨天皇の
離宮があった事からこう呼ばれるようになったと言われています。
そして、その嵯峨天皇の息子が源融(みなもとのとおる)なのですね
この嵯峨に、源融の別荘があったというのも頷けますね~っ
そして嵯峨釈迦堂には、日本三如来のひとつである
「木造 釈迦如来立像(もくぞうしゃかにょらいりつぞう)」がある事でも有名で
普段は一般公開されていませんけれども
日本にはない中国の木材で作られている珍しいお釈迦様です。
この釈迦如来像の体内には、いろんなものが詰め込まれていて
絹製の五臓六腑、鏡が入っているという一風変わった釈迦如来像で中国を渡ってやって来たんですね!
三国伝来(インド~中国~日本)した
釈迦如来立像を持ち帰った
奝然(ちょうねん)という
お坊さんが建立半ばで没しましたが
弟子である盛算(じょうさん)がその意思を継いで
では、中に入って様々な建物をご紹介していきましょう~っ
こちらは法然上人求道青年像です。
24歳の春、法然も、こちらの釈迦如来立像を拝んだという事ですよ。
そして・・・
こちらは多宝塔です。
江戸時代の建立といわれています
中には多宝如来が祀られています。
次に、
こちらの八角形の変わった建物は・・・
聖徳太子殿といいますっ!
この八角形は法隆寺の夢殿を模したものといわれいるんですね~っ。
そして!
(・∀・)ノあーっ
ありましたっ。
源氏物語の主人公である「光源氏」のモデルとも
言われている・・・
源融(みなもととおる)のお墓です。
という事でっー。
突然ですけれども
本日は、「源氏物語」について
ちょっと詳しく
ご紹介したいと思います~っ。
一言で言うと「源氏物語」とは平安時代、紫式部によって書かれた、京都を舞台にしたラブストーリーにして公家の間でミリオンセラーを記録した物語なのです
そして、特徴的なのが
(・∀・)ノその長さ!!
54帖に分けられた物語は大きく三部構成になっていまして
「第一部」
数多き恋愛を繰り返す光源氏のイケイケ生活
「第二部」
その恋愛遍歴も破綻を向かえ、無常となった光源氏の終生を描く
「第三部」
表向きは光源氏の息子として描かれる薫(かおる)を中心としたお話
という、親子二代に渡って描かれるストーリーなんですね。
ちなみに長さは
字数にしてなんと
・・・100万文字もあるんですっ
※世界最古の長編小説とも言われています。
大体、300ページ弱の文庫本で15万文字程度ですから
どれくらい源氏物語が長編なのかは
わかっていただけると思いまーす
向かって左手は檀林皇后、橘嘉智子の墓と、右手は嵯峨天皇の墓です。
釈迦如来立像を日本に持って来たお坊さん、奝然のお墓です。
ま、それだけ長いと
登場人物もすんごーく多いんですよねっ!
このブログをご覧の方の中にも全部読んだという方も
あまりいらしゃらないのでは??と思います。
・・って事で今日は全部はご紹介できませんけれど
「源氏物語」に登場する
源融をモデルにしたと言われている
(・∀・)ノ光源氏って一体どんな人なんだー!?
というのご説明させていただきたいと思います。
こちらは本堂です。現在の建物は、徳川綱吉や桂昌院の発起により再建されたそうです。
大阪の陣で自害した豊臣秀頼公の首塚です。大坂城三ノ丸跡地から秀頼とされる遺骨が発掘され埋葬されました。
本堂の中から裏へ抜けると、納骨堂があります。
では、いってみましょー
まず、その1っ
「カッコ良い!」
光源氏の「光」は「光り輝くように美しい源氏」を意味しているんですね。
なので苗字が「光」ってワケではないのです。
眩しいくらいに美男子って事ですね、今でいうアイドル顔という事ですかね~♪
そして、その2っ
「育ちが良い!」
なんといても貴族ですしね。
作者の紫式部がやはりそういった華やかな世界の女性であり
恋愛を楽しめる相応の身分だって事ですよね~♪
そして、その3っ
「マザコンである!」
決して、京子は想像で言ってるのではありません
光源氏のママは、なんと彼が3歳の時に死んじゃうんですね。
そして光源氏のパパは新しいママと再婚するんですけど
それが・・死んだお母さんそっくりという事なんです。
そんな新ママに、なんと光源氏は・・・
( ´Д`)恋しちゃうんです。
しかし、恋心を抱きつつと光源氏は12歳で左大臣の娘と結婚しちゃいます。
本堂から裏に抜ければ目の前に広がる放生池。小島に建っているのは弁天堂です。
こちらも放生池の中に建つ「忠霊塔」戦争犠牲者の霊を弔う為、一万数千個もの写経石に加えて、戦時中、米軍の沖縄上陸を目前に控えた1944年に沖縄県で結成された女子学の看護要員「ひめゆり」の慰霊碑である「ひめゆりの塔」の小石、戦跡で集められた血染めの小石が中に納められているそうです。
阿弥陀堂です。源融公の没後、遺族が御堂を建てたのが始りだそうです。
そして、その4っ
「ロリコンでもある!?」
どこまでも新ママが好きな光源氏。。今度は新ママの姪っ子である
「紫の上」という女性を好きになっちゃいます
というか・・・
「自分の好みの女性に育て上げる!」と言って幼き「紫の上」を引き取るんですよね。
じつはこの「紫の上」は重要な登場人物で
源氏物語のヒロインなのですね~っ。
源氏物語が別名「紫の話」と言われるのは、彼女の名前が由来であり後の源氏の妻になる人だったりします。
※ちなみに光源氏の前妻は呪い殺されて死別しちゃうんですね
そして、その5っ
「人妻も好き!」
人妻、空蝉(うつせみ)という女性にも手を出しちゃう光源氏。
いろーんなキャラの女性が、この源氏物語には登場するんですね~
しかーし、一枚上手の彼女は一度きりの関係で終わらせるんですけど
完全に踊らされちゃった源氏、彼はこの時17歳。
・・今なら完全にマセてます(笑)
うーん、昼ドラのような世界
こちら一切経蔵です。一切経5408巻が中に納められているそうです。
本日の京子、お気に入りの紅葉ショットをどうぞ!
そして、その6っ
「不美人も好き!」
源氏物語に登場する女性は美人ばかりではありません~。
末摘花(すえつむはな)という女性は
「髪は素晴らしいが、座高が高く、やせ細っていて顔は青白い。中でも鼻が大きく垂れ下がってゾウのようで、その先は赤くなっているのが酷い有様」
と描かれるくらいの
・・・不美人なんですね(汗)
だけど・・・
そう・・・
光源氏は関係を結んでしまうのですっ
しかも・・
( ´Д`)彼女の顔が分かったのは、じつは夜這いが終わってからだったんですね。
暗くて、顔なんか見ずに夜這いをしちゃうんですね(笑)
朝になり彼女の顔をのぞき見た時に光源氏は、その醜さに仰天してしまいます
これに懲りて、しばらくは音沙汰がなかったみたいですけど、数年後、光源氏は援助し、末摘花の面倒を見るんですね。
心が広いんだか、狭いんだか
光源氏さん・・・(汗)
と、今夜は源氏物語に登場する光源氏について
ご紹介させていただきましたけれども
そんな光源氏のモデルにもなった
源融のお墓がある嵯峨釈迦堂の場所はコチラ↓
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