こんにちは京子です
さてさて本日も行きますよ~っ。
ズバリ
こちらも紅葉の名所として名高い・・・

三千院(さんぜんいん)です~っ。
こちらの場所は、京都の大原という所にあります
京都市北部の地名のひとつで、
大原女(おおはらめ)と呼ばれる、この地に住む
炭や薪を京の都に売りに来る女性の行商がいた事でも知られています。
※大原は炭の産地だったんですね。

もうかなり紅葉が進んでいますよっ!
さてさて、こちら三千院を作ったお坊さんというのは
最澄(さいちょう)です。
彼は、空海と同じく平安時代の僧で
唐へ渡り修行をしたお坊さんとして大変有名です。
そんな最澄は
弟子にラブレターを送ったり
仏教・茶・ゆばを唐から日本へ持ち帰ったりと
とにかく魅力的な人物で
唐から帰ってきた後は
世界遺産である延暦寺を作った事でも有名ですよね

最澄が作ったという事は、つまりこちら三千院も天台宗ですっ
※日本における天台宗の始まりは、この最澄が唐から持ち帰ったからなのです。
そんな三千院は天台宗の
天台宗五箇室門跡のひとつで
あ、ちなみに・・・門跡って??と言いますと
門跡寺院(もんせきじいん)の事で、こう呼ばれるお寺は
皇族や摂家が出家する特定の位の高い寺院の事なんです~。
つまり、天皇家御用達だったのが三千院って事になりますね
※その他の天台宗五箇室門跡はちなみに青蓮院、妙法院、毘沙門堂、曼殊院です。

石碑に「魚山」の文字が見えます。この一体を魚山と呼ぶそうで、これは中国の山東省の魚山と同名でこれに習って付けられたそうです。
さて、ではでは先ほど冒頭でアップした写真の
「御殿門(ごてんもん)」より中へ入ってみたいと思います!

こちらが拝観入り口となります~っ。
紅葉の時期も重なり、観光客の方が大勢いらっしゃいますね
あ、そっか・・・京子も
そんな観光客に入りますね(笑)

受付の向かいにありました傳教大師像です。傳教大師とは最澄の諡号(戒名)なのです。
中に入ると、渡り廊下でそれぞれの建物と繋がっているのです。
その廊下には中庭がありまして

小さなものから
客殿の前にあるL字型をした・・・

大きなお庭までっ!

こちらは聚碧園(しゅうへきえん)と呼ばれるお庭です。
江戸時代の茶人、金森宗和(かなもりそうわ)作庭だそうですよっ。
ちなみに!
京子が今いる客殿は
豊臣秀吉が建てたそうです!
※撮影禁止だったので建物の中の写真はありませんけれど数々の障壁画がありました。

よーく見ると池も写っていますよね
この奥に見える建物は
写経の出来る円融房(えんゆうぼう)です。
比叡山に建立された円融房がこの三千院の起源だそうで
後に、この大原の地へ移り名を三千院としたのです。

小さな中庭にありました法洗心「清浄水」です。心と体も清める水という事でしょうか?
さて、どんどんと進んでいくと・・・

宸殿(しんでん)がありました~っ
中にあります本尊は、最澄が作ったとされる
「薬師瑠璃光如来像(やくしるりこうにょらいぞう)」が祀られているそうです♪
概観は京都御所の紫宸殿を模して作られたという事です。
それにしても・・・・

(・∀・)ノ紅葉が綺麗っ
三千院では、10月28日~11月28日の間「もみじ祭り」が行われていて
期間中はお茶席が設けられています
宸殿前には
有清園(ゆうせいえん)という雄大な、お庭もあり
杉やヒノキなどの木が並び、池もアリと
なんともリラックス出来ますねぇ~

そして、こちらが本堂「往生極楽院阿弥陀堂」
三千院は比叡山より移って来たのですけど
この往生極楽院は大原の地にそれ以前からあったもので
つまり、三千院とは別の寺院だったのですね
ちなみにこちらが

朱雀門で
往生極楽院を本堂としていた時の正門なんですね~。
そんな事をお話していると
・・ん気になる視線をいくつも感じる
何かなぁ?
よ~く、見てみると・・・

「わらべ地蔵」と言います。
( ´Д`)お地蔵さんが埋まってる
苔が敷き詰められた庭から首だけ出しているお地蔵さんもいれば

ちょこんと立っているお地蔵さんまでっ
それに
地面に寝転んで頬杖をついて
足をバタバタしてるキュートなお地蔵さんまで!
とってもカワイイですよ

「金色不動堂」
金色不動明王立像が安置されているそうです!
そしてっ
こちらは

境内の東側の高台にある観音堂です
こちらは新しく、1998年に建てられたようですけれど

こっちの辺りも
景観が素敵ですねっ。

金色不動堂、観音堂を通り過ぎると
どーんっ

石仏(せきぶつ)です。
鎌倉時代のもので、高さは2.25メートルと大きな石仏さんっ。
保存状態もよく、綺麗なお顔をされていますね(・∀・)ノ

と!いうことで
三千院の紅葉も満喫しちゃった京子~
そんな三千院の場所はこちら↓
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