こんにちは京子です!
さて、本日は修学旅行で訪れた事のある方も多い場所、京都嵐山
その嵐山で営業を営む甘味所で
名物である桜餅(櫻もち)が有名なお店・・・
琴きき茶屋 (ことききちゃや)です!
お店の場所は嵐山の渡月橋のすぐたもとの交差点にあり
店の前には、人力車なども止まっている
「嵐山の中心地」といった所でしょうか
さて
この嵐山にある、琴きき茶屋さんの始まりは
と、言いますと
江戸時代まで遡ります~っ
当時は現在の場所ではなく
芸能神社として知られ、同じ嵐山エリアの神社である
車折神社(くるまざきじんじゃ)の境内にて営んでいたのでした♪
ではどうして車折神社で桜餅を
というのは、車折神社は桜の名所として大変有名なんです
その理由はご祭神として祀られている
清原頼業(きよはらよりなり)が
生前から桜をこよなく愛していた
という事で、境内には桜の木が溢れ
桜の名所と呼ばれていたんですね。
その桜の名所で、桜餅を販売していたのが
現在の「琴きき茶屋」というワケなんですね。
その後、現在の場所にお店が移ったのは1934年になります。
お持ち帰りもOKで、お客さんがひっきりなしに買いに来られていました。
では、そろそろ店内へ入りたいと思います
店内は想像以上に広く
どこへ座ろうかとオロオロしちゃいましたけれど
嵐山を流れる桂川が見渡せる窓際の席をゲット~
うふふ、最高のロケーションの席に座れた事で
まだ桜餅もいただいていないのに
一気にテンションが上がる京子です(笑)
ちょうど気分はこんな感じ?良いロケーションですよね。
そして!
そして!そして!
お待たせしました~コチラっ
2種類の桜餅っ
と、驚いた方っ!
うふふ(笑)
(・∀・)ノ私も同じく驚きましたーーーーー!
逆に京都の方から言わせると
「ん?京子ちゃん、どうして桜餅を見てそんなに驚いてるんだい?」
と思ってらっしゃいますよね
そりゃ驚きますよね、東京の皆さんっ。
だって・・・
京都と東京の桜餅って全然見た目が違うんです!!
京子も京都で最初にこの形の桜餅を見た時は
あれ?なんか桜餅間違ってない?って思いました。
という事で、
京子が昔から知っている桜餅というのは全然こんな形ではないのです。
私は大学生になるまでは東京で生まれ育ちました。
東京に住んでいた頃、桜餅って言ったら
もち粉や白玉粉に小麦粉を混ぜた生地を「薄焼き」にしてその皮を使い、小豆餡をクレープのように包んだものだったんですよね。
その上に桜の葉が巻いてあるのです
例えるなら、柏餅のような見た目です!
ちなみに、それをじつは江戸風桜餅と言うんだそうです。
知らなかった(汗)
それに比べてーーーっ、京都の桜餅は全く違っていてなんと、上方風桜餅と言うんですね。
上方風では道明寺粉(どうみょうじこ)と呼ばれる
水に浸し蒸したもち米を粗めにひいたものを使っています。
※名前の由来は大阪にある道明寺という尼寺で最初に作られたからだそうです。
それを、なーんと!
お団子や、お饅頭のような形で出すんですよね。
だから、京都と東京の桜餅では
見た目がもう全然違うんですよ~!
京子も京都に住み始めた頃は
コンビニなんかでも、このお饅頭のような桜餅を見る度に
違和感を感じていましたから(笑)
ちょっとしたカルチャーショックです、これはっ。
ひょっとして京都以外の関西でも桜餅はこのような形なんでしょうか
逆に、東京の桜餅の形の方が珍しいのかな??
京都と東京以外の桜餅の形が気になる京子です(汗)
さて
こちらの、琴きき茶屋で出された2種類の上方風桜餅は
どのように違うのかというと
向かって右側は
桜の葉で包んだ状態のもの
そして、もう一方、左側は
餡で包んだものです
では・・・さっそく
どっちから食べようかなぁと、悩んだ挙句・・
まずは!
桜の葉で包んである方からいただきます~
パクっ♪♪♪
もぐもぐ~
ふむふむ、なるほど・・・
(・∀・)ノおいしぃーーーー!
こちらは、中に餡がない分、とてもあっさりなのです。
しかーし
塩漬けされた桜の葉がアクセントになっていて
甘いものが苦手な人でも満足するお味になっていますね★
とってもおいしいです~っ
では、次に餡でくるまれた方を・・・
(・∀・)ノいっただきまーっす!
ん~
パクパク&もぐもぐ~
わぁぉ・・・
( ´Д`)はぁ~幸せっ
やっぱり、スーパーで買う桜餅とはひと味もふた味も違う
美味しいですね。
甘さに深みがあり
餡と桜餅の食感のコンビネーションが抜群ですっ
そして、桜餅の他にセットでお抹茶もついてきます~。
こちらは苦くなく、とっても飲みやすい味になっていましたよ
ふぅ・・・・!
気付くとあっという間に完食しちゃいました(笑)
窓からは嵐山、そして渡月橋と桂川が広がり
人力車を引くお兄さんや、観光客の方で活気が溢れている嵐山。
いよいよ紅葉シーズンも間近!
是非、紅葉を見に来られる際は、嵐山に。
そして、琴きき茶屋で美味しい桜餅はいかがでしょうか??
そんな琴きき茶屋の場所はコチラ↓
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