こんにちは、京子です。
さて本日は
見渡す限りの・・・真っ赤な、達磨(だるま)
なんと、8000体もの達磨を保有するお寺
その名も
達磨寺(だるまじ)です
名前が・・・そのまんまですよね(汗)
でもでも
その名前に負けないくらいの見事な達磨で溢れている
この達磨寺を本日はご紹介したいと思います
実は、こちらの達磨寺は通称で
正式な名前は「法輪寺」です。
ん法輪寺
そうなんです、法輪寺と言えば「嵯峨の虚空蔵さん」ですよね。
同じ名前ですのでお間違いの無いように、ヨロシクお願いします~
※ちなみに達磨寺という名前で京都以外、全国に5つあるようです。
さてさて~!
さっそく達磨を捜し求めて歩いてみます
ちなみに・・・
(・∀・)ノ今日アップする写真の半分は達磨でございま~す!
おぉ
これも達磨ですか~
どんっ
「十二支干支達磨大師」
達磨って本来、二頭身ですけど・・・これは・・・
かなり小顔のしゅっとした達磨さんですよね~
よーく下の方を見ると、12の動物が取り囲んでいるんですよね
いきなり変わった達磨さんに会えちゃいましたね。
そして、達磨だけでなく
もちろん建物もありますよー
「衆聖堂」
こちら二階立てになっていまして、1階はどのようになっているかというと
達磨さん&お釈迦様がいっぱい
ちょうちんになってる達磨さんまでいらっしゃいます。
なんとも顔が和みますね(笑)
そして、2階には
横にゴロンと寝転がった「金箔大寝釈迦木像」というとてもインパクトのある、お釈迦様もいらっしゃるんです。
撮影禁止だった為にお見せ出来ないのが残念です。
その他にも、先代のご住職が映画関係の方と親交があったようで京都縁の故映画スターの位牌が多数祀られています。
こちらは絵馬っ。
なんとも味のある顔をしている達磨さんですね~。
画像の右側には「起き上がりだるま」と書かれているんですけど
この達磨寺、三国(印度・中国・日本)随一と称されているんですね~
では、その起上り達磨像をご覧頂きましょう
どーんっ。こちらです
・・・なんだか、いつもなら
ここにお釈迦様や、仏像さんが祀られているはずなんですけど
なんだか少し
・・・むずがゆい気がします(笑)
アップでも一枚お届けしますっ。
ぬうう、アメリカが作ったドラゴンボールの実写版のピッコロのような風貌ですね(汗)
ちなみに、この起上り達磨像もある「起上り達磨堂」は
内部に大小様々な達磨さんがずらーっと並んでいます。
こちらの達磨さんには、お腹に「おさいせん」
その達磨の前には賽銭箱
・・・確信犯ですね。思わずチャリンとしちゃいます。
天井を見上げると、達磨さんの絵画。
こちらを書かれたのは樋口文勝老師という方で
83歳の時に書いたものだそうですよ。
かわいい目をしてますね~キュンとしちゃいます
こちらは達磨さんの体中に、沢山の紙が貼り付けられています。名前と住所などが書かれていました。
あ・・・
気付くと達磨さんの画像ばかりアップしていました(汗)
では、それ以外のものもご紹介しましょう~っ。
こちらは鐘堂です。
明治維新の際に崩壊し、梵鐘は境内の大藪の中に埋めたという言い伝えがあり先代の住職が発見され掘り出されたそうです。掘り出した時には梵鐘の中に白蛇が棲息し、まるで鐘を獲るかのようだったと言われています。
ちなみに、ここにはどうして達磨があるのかというと
元々「達磨」とは、このような二頭身の人形ではなく達磨大師という人だったんですね。
達磨大師といえば禅の開祖であり、そしてこちらのお寺は臨済宗。
もうお分かりですよね
日本の禅宗には、3つの宗旨があり、そのひとつが臨済宗なんですよね。
これで、このお寺に達磨が沢山ある理由がわかりました
もう一つ達磨さんに関する疑問があったんですけど、それが・・・
どうして達磨に目を入れるの
という事です。
まずは左目に願いながら目(墨)を入れる。
そして、願い事が叶った時には右目に墨を入れて完成なんですよね。
これを調べてみると
どうも江戸時代のアイデアだったようで
数多く売るために商人が、この願掛けを思いつき
「願いが叶い両目を入れ終わると、また新しい達磨を客は買いに来る」
と、いう商業的な戦略があったみたいなんですね(笑)
という事で
気付くと、今回このブログで
京子はなんと。。。
(・∀・)ノ29回も「達磨」と書いちゃました
もう、一生分の達磨をここで見る事が出来ると言っても過言でもない達磨寺の場所はコチラ↓
大きな地図で見る