こんにちは、京子です
さて、本日は以前にもご紹介させて頂きましたお寺である第3弾。
平安京の鬼門を守るお寺・・・といえばお分かりですよね~っ。
そうです!
延暦寺っ。
今回はその中の
延暦寺の横川(よかわ)エリアをご紹介したいと思います!
ヨコカワと書いてヨカワと呼びます~っ。
この延暦寺はとーーーっても広く
東塔(とうどう)、西塔(さいとう)そして
この横川の3つのエリアから構成されています。
是非、以前ご紹介した東塔、西塔エリアと併せてご覧下さいっ!
横川は西塔からさらに北へ4キロほど進んだ場所になり
一日でこの延暦寺の全エリアを回ると
・・・・4時間はかかるという
超巨大要塞です(汗)
各エリアはシャトルバスも運行していますし
車でもスムーズに移動出来ますよっ
さて、その前に!
この横川エリアからブログをご覧になった方もいらっしゃると思いますので
さらっと延暦寺をご紹介させていただきますと
この延暦寺は天台宗総本山であり開基は最澄(さいちょう)というお坊さんであります!
最澄以外にも
法然(ほうねん)、親鸞(しんらん)、栄西(えいさい)、道元(どうげん)、日蓮(にちれん)
などなど、多くの有名な僧侶を輩出したお寺でも有名です。
※最澄については延暦寺(東塔)の記事についてご紹介してます。
そしてーっ もっとも有名な出来事としては
1571年、織田信長による「比叡山焼き討ち」ですよね。
※比叡山焼き討ちについては延暦寺(西塔)の記事についてご紹介しています。
現在も多くのお坊さんがこちらで修行されており
多くの観光客で賑わうお寺でもあります。
東塔と、西塔は比較的近いんですけど、横川だけはかなり離れていて
バスや車で行けば約5分ほど
歩くと1時間はかかる
と思われますので徒歩はオススメできません(笑)
ご注意くださいねっ
ではさっそく、横川エリアの入り口に入ると
見えて来るのがっ!
あれ・・
見えて
( ´Д`)見えてこなーい!!(汗)
いきなり最初からかなり歩きます。。
※入り口の駐車場から、そのままかなり奥まで入っていく車も見かけたので、もしかするともっと奥まで車で入れるのかもしれないですね。
そして、しばらく歩き続け辿りついたのが
この・・立派な石垣が目印の・・・っ
横川中堂(よかわちゅうどう)
立派な石垣の上に立つ、綺麗な朱色
この横川の中心的な建物のようです。
こちらは、ちなみに東塔にあった文殊楼(もんじゅろう)と同じく
最澄の弟子であった円仁(えんにん)が建てたものだそうですっ。
すごく綺麗な状態の建物だなぁと思っていると
それもそのはず
1971年に最澄(伝教大師)の1500年遠忌の記念として復元されたそうです~
そして、
その左手少し階段を登ったところにあるのが
根本如法塔(こんぽんにょほうとう)
こちらには円仁が法華経を写経したものが安置されているそうです。
まさにこの横川エリアは
円仁にまつわる建物が多いんですね~。
横川中堂を抜け
どんどん奥に進むと見えてくるのは
元三大師堂(がんざんだいしどう)
元三大師!?誰?という方に~っ。
覚えてらっしゃる方もいるとは思いますけれど
(・∀・)ノそうです!
「おみくじ」をつくったお坊さんですね。
彼も遣唐使として海を渡り、日本にこのおみくじを持ち帰ったとされています。
そしてさすがここのお堂では元祖というだけあって
簡単におみくじを引くのではありません!!
この元三大師堂で行われる「おみくじ」は、くじを引いた後、お坊さんによるお話が10分ほどあるそうなので興味のある方は是非くじを引いてみてくださいね。
そしてそして
もうひとつ元三大師にまつわるものと言えばコレですよね
デビルマンじゃないですよ~(笑)
いや・・
ある意味、デビルマンかもしれません・・
と、いうのも彼は自ら鬼の姿へと変貌しその姿を弟子に描かせてお札に刷り家々の戸口に貼らせて疫病を退散させたという逸話があります。
※このエピソードについても以前紹介した延暦寺東塔の記事をご覧くださいませっ
赤山宮
遣唐使として円仁が唐に渡り、赤山(せきざん)において8ヶ月修行しそこからこの名前がついたんですね。
赤山宮の横には「一念寺跡」の石碑が建っていました。
横川の入り口付近には滝ヶ池があり、石造りの鳥居を構える龍ヶ池辯財天があります。
そして、ここから左手にずーっと進めば・・
恵心院(えしんいん)
ここは他と比べると静かな場所に佇んでいました、心落ち着かせるにはピッタリですね!
道中には鐘楼もありましたっ~
こちらも道中にあった弁天様を祀ったのが箸塚弁財天
そして、奥に進めば・・・
比叡山行院
ここでも、修行の声!?そうです、読教の声が響いていました~。
多くの建物が並んでますけど
建物以外の写真もここでお見せしますっ。
どどん!
日蓮(にちれん)
名前の通り、日蓮宗を開祖したのがこの日蓮なんですね。
そして、彼が修行をしていた場所が
定光院(じょうこういん)です。
朱色の建物が並ぶ中、シックな色が印象的ですね。
さて、
ここまで一気に紹介したところで
もう真夏の日差し全開だった延暦寺。
ギラギラ輝く太陽の下・・
( ´Д`)喉が渇きまくってしまった京子(汗)
水を求め歩くと・・・発見したのが
手水鉢
う~ん、この水飲んだらさすがに
お腹がピーとなりそうなので
・・・手を洗うだけにしておきましょう!!
こちらの手水蜂も
日蓮上人が修行していたときに使用したと伝えられています
と、いう事でこれにて・・・
延暦寺終了~
延暦寺シリーズ、東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)の3つのエリアを全て紹介させて頂きました。
よければ、
併せて全て読んでいただけると嬉しいです(笑)
そんな延暦寺の場所はコチラ↓
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