さてさて~
本日の京子ブログは・・・お待たせしましたっ。
延暦寺の西塔(さいとう)です。
この延暦寺はとても境内が広く
すべてを見て回るには4時間はかかるといわれる
超巨大要塞(汗)
前回はその中から東塔(とうとう)をご紹介させていただきました。
※もしよければ、前回の記事と合わせてご覧下さいね。
ということで!
本日は延暦寺の西塔をピックアップさせて頂きたいと思います
さらっと、延暦寺の事をおさらいしておきますと
天台宗総本山であり
法然(ほうねん)、親鸞(しんらん)
栄西(えいさい)、道元(どうげん)、日蓮(にちれん)
などなど、多くの有名な僧侶を多く輩出し
平安京の鬼門を守るお寺であります。
では、では、行ってみましょー!
延暦寺の東塔を回った京子は順調に西塔に移動~っ。
しかーし・・もう、この時点でかなりの汗だく・・(汗)
延暦寺を夏に回られる方は
しっかりと水分補給を取ってから移動してくださいね
さて
この西塔エリアで、まず最初に見えてきたのが・・・
椿堂(つばきどう)
とにかく、山道の中にあるので、足元に気をつけながらやっと辿り着けました。
( ´Д`)もう、トレジャーハンターになったかのような気分であります(汗)
この椿堂は、あの聖徳太子が比叡山に登ったとき
なななーんと、杖として使っていた椿の枝をズボっと差してみたところ・・
根を広げ見事に育ったところからこの名前がついたようです
栄養素が土に満ち溢れているというトコでしょうか
それなら京子も、椿堂の土から栄養素をもらっちゃって次へ向かいたいと思います~
さて、お次は
二個連なったお堂が特徴的な
にない堂です。
向かって左側の常行堂(じょうぎょうどう)
向かって右側の法華堂(ほっけどう)
この二つをまとめて、にない堂と呼ぶのですね。
京子が行った日も、このにない堂から
お坊さんのお経の声が絶えず聞こえていました
しかも、修行中の為、中には入れず・・・残念です(泣)
ちなみに、このにない堂、二つのお堂を
廊下で繋いでいるんです!
そんなにない堂の渡り廊下を・・・
な・・・
なんと
あの力持ちの弁慶が、
まるで重量上げのように
ぬぁぁぁぁぁぁ!!!っと持ち上げて二つのお堂を担いだと、いう伝説もあるそうで、「弁慶のにない堂」とも呼ばれてるそうですよ~
いやー、しかし・・・
弁慶は、本当に人間なのでしょうか?
( ´Д`)逸話がいつも凄過ぎます・・・(汗)
他にも弁慶にまつわる「弁慶の飛び六法 勧進帳を観て」の詩碑
ここを通り過ぎ
まっすぐ歩きますと見晴らしのいい場所に出ますっ。
そうです、ここにあるのが
釈迦堂
ここが西塔の中心といわれているだけあって
人も多くいらっしゃいましたし、
お堂の中にも、観光客やお坊さんの姿がチラホラ見えました★
みなさんもご存知の、織田信長による比叡山延暦寺の焼き討ち後、豊臣秀吉により、コチラの場所に移築されたそうです。
それにしても、
比叡山焼き討ちっていったいどうして起こったの
あの、織田信長が1571年に延暦寺を襲い、
僧侶だけでなく、子供や女性までの首をも刎ね、その数3,000~4,000人と言われています。
その前に、織田信長が11年間も戦った戦があったのをご存知ですか??
それが、石山戦争なんです。
本願寺勢力(一向一揆・一向宗)と織田信長との戦いだったんですね。
西塔の入り口を左に進むと・・
浄土院が見えます!
では、なぜ宗教勢力と信長は戦争をしたのでしょう?
これを話す前に確認しておかなければいけないのは
今のこの時代のお坊さんと、昔のお坊さんは違うという事なんですね。
では、具体的にどこが違うのかというと
昔のお坊さんは武力を持っているというところなんです。
僧兵(そうへい)とも呼ばれます。
そして当時のキリスト教の宣教師であるルイス・フロイスも日本の全国民の、なんとほぼ大半が「一向宗徒」だと見ていたそうで、本願寺に集まる「巨額の富」は計り知れないと本国に報告しているそうです。
こちらの長~い階段を上ると・・・
そうです、ここは・・・!?
山王院堂です、でも残念ながら修繕工事中でした・・・。
それらを踏まえた上で
信長が比叡山延暦寺を焼き討ちを行った理由として・・・
1.本願寺勢力と戦っていた信長は彼らの(仏教勢力に対する)見せしめを目的にされた事
2.足利義昭(あしかがよしあき)の不穏な動きに合わせ浅井・朝倉軍から発生した信長包囲網(反信長勢力)に延暦寺も加わっていた事
だったんですね。
さて、そんな信長の比叡山焼き討ちで
戦火を免れた建物
も存在していまして
それが
瑠璃堂(るりどう)なんです。
西塔の中でも、少し離れた場所に位置しています。
そしてそして!
お堂、以外の建物もご紹介しますと・・・
親鸞(しんらん)聖人修行の地
ひっそりと緑に囲まれた場所に佇む石碑。
かつて、この場所で修行を行ったという事ですね。。
こちらは仏足石(ぶっそくせき)
釈迦の足跡を石に刻み信仰の対象としているんですね~。
五重照隅塔
もちろん、
これ↓もありますよ~っ。
鐘楼(しょうろう)です。
こちらは、東塔とは違い、勝手に鐘をついちゃわないように注意してくださいねっ。
さてさて、
こんな感じで、西塔も順調に巡った京子!!
残すは、最後の砦・・・
横川エリアです
こちらはまた別の機会にご紹介したいと思いますね~っ。
そんな延暦寺の場所はコチラ↓
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