皆さ~ん
ゴーメーンナサーイ
祇園祭の記事は、「神用水清祓式行」で最後のハズだったんです。
んがっ!
ここまで祇園祭を特集した神様のお告げでしょうか
なんと諸説諸々あって仕事がお流れに
そこに神のお告げが
「京子よ、お行きなさい。今ならまだ間に合うわよ」
ということでいってきました。
「疫神社夏越祭」
行われるのは、以前ご紹介した「夏越の大祓(上賀茂神社)」と似てるけれど何処か違う
さてさて、それは何処~
と、説明しちゃう前に
そもそも、祇園祭で度々耳にする
「蘇民将来(そみんしょうらい)」とはなんざますかっ
と疑問に思ってる人もいるはず
むしろ、いてくださいな
なので、説明をば
昔むかし、ある所に兄の名を「蘇民将来(そみんしょうらい)」
弟の名を「巨旦将来(こたんしょうらい)」という二人の兄弟がいました。
兄の蘇民将来は「貧しく」、弟の巨旦将来は「裕福」だったのにも関わらず
ある晩、武塔神(むとうしん)という神が一夜の宿を求めてきたときに
弟は断り、兄は快く向えいれました
兄は貧しいながらもおもてなしをし、それに感動した武塔神は
「我は素戔嗚尊(スサノオノミコト)、茅の輪を腰の上につけていれば、
後世に疫病あれど蘇民将来の子孫は免れるであろう」
と教えたといいます。
噂では、弟の将来一族をことごとく滅ぼしたとか
そんな由来から、人が通れるくらいの大きな茅の輪を潜って無病息災を祈るようになったんですね
これが噂の「茅の輪」です。
上賀茂神社の時と違って、鳥居の中に円が納まるように作られていましたよ~
ざん!
はてさて、お待たせしました間違い探し
夏越の大祓の時は、皆さん覚えてますか
「左→右→左」
でしたよね
でも、疫神社で左側に行こうとするとある問題に当ってしまいます。
それは、道がないんです
戻ってこれないんです
なので、疫神社では、潜って右に抜けちゃいまーっす。
すると、
「茅(ちがや)」という、茅の輪を形作っている草があるので
それを1本頂きます
私が並んでる間にも、1本…また1本、時にはぐわし!と減っていくので
内心ドキドキひやひやでした
実は、この時の京子はこれを取ってどうするのか知りませんでした(アハッ
ビバ!見よう見まね
これを頂戴した後は、関係者だけ?なのかな_?
お神酒っぽいものが振舞われてました~
そのバックでは、雅楽が鳴り響き
使い込まれてますね♪
そんな空気の中で、お酒が飲めるなんてとても雅な感じですよね
と、お酒にうつつを抜かしている場合ではないんですっ
この「茅」は、はて
と、困っていると何やら私と同じ疑問を持った方が近くにいらっしゃったようで・ω・
尋ねられている横で、こっそり聞き耳を立てる私
ふむふむ( ゚ ρ ゚ )
ゆっくり、ほぐして、しならせて輪っかを作ればいいのねん
でっきるかな?でっきるかな??はてはてふむ~
くっ…
茎が硬いです
なんとか、苦心の末できたのがコチラ
輪っかのような輪っかじゃないような
う~ん、難しいです
輪っかを作り終わった後には、
「蘇民将来子孫也」という護符を頂いて玄関先に飾っちゃいます
何故、玄関先に飾るのかと言うと!?
素戔嗚尊にわかるように
「私の家は、蘇民将来の子孫ですよ~」
と、「疫病を祓って下さいな」とアピールするんですっ
これにて7月一杯繰り広げられた
祇園祭が本当の終わりを迎えます
…と言うことは
1ヶ月越しの「きゅうり」がようやく食べられま~す
イェイ
ミサンガを作った時みたいに久し振りに熱中した、疫神社の場所はコチラです↓
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