修験道(しゅげんどう)の開祖
役行者・小角(おづぬ)が
一言主神(ひとことぬしのかみ)を使って葛城山と大峰山の間に石橋をかけた
伝説に由来する役行者山(えんのぎょうじゃやま)です。
御神体は、
役行者と一言主神かと思いきや
+葛城の神も祀られているそうなんです
あれれ
大峰に神様はいないの~
瓦その1
修験道とは
山に籠もって厳しぃ~修行をつみ
験(しるし:一種の霊力?)を身につけることなんだそうですね。
その力を得た人を、「修験者(しゅげんじゃ)」や
「山伏(やまぶし)」と言うそうで、京子も聞いたことがありました
会所の蔵
そんな役行者は
「鬼使いの秘術」を有していたそうなんですよーっ
瓦その2
そこで、役行者は
山と山との間に石橋を架けるように
鬼たちに命じたそうですが
見送
金地唐美人園遊図の綴錦
1982年から新調復元 戸田与謝の作
なんとこの鬼たち
昼のうちは何もせず、夜だけ働き
一向にはかどりませんでした>
三体の御神体
左:一言主神(ひとことぬしのかみ)
中央:神変大菩薩(役行者)
右:葛城神(かつらぎのかみ)
それに絶えかねた役行者は、鬼たちに理由を聴いてみます
すると、鬼たちは
「一言主神にさぁ、指導さぁ、してもらっているんだけどさぁ
自分の姿がさ、醜いからさ、夜だけしか出てきたくないんだって~」
ナンダッテー
それを聞いた役行者は怒って
一言主神を葛城の谷へ呪縛します。
その呪縛は、今でも解かれないままなんだそうです
水引:綴錦の名手である西山勘七作の唐子遊図(からこあそびのず)綴錦 江戸時代中期のもの
前懸:牡丹胡蝶図(ぼたんこちょうず)と雲龍文様との3枚継ぎの綴錦 1997(平成9)年に復元新調
※岩に牡丹・蝶、左右に波濤飛龍が描かれている
その伝説が、
役行者山の基になっているんですね~
そんな役行者山の場所はコチラ↓
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