その身長は、

一寸二分

霰天神山のこま札

という天神さまを祀る霰天神山(あられてんじんやま)

祇園祭の霰天神山

一寸とは、現代のメートル法の表記でその長さは驚きの


約3


センチメートルなんですって

ということは、後の「二分」は恐らく一寸の1/5だから

60mm

一寸二分は、約3.6cm


3.6cmの天神さま~

プリティー天神さま、かわゆすぎます

そんな小さな天神さまですが、

その効力は折り紙つきなんですよっー

霰天神山の本殿

欄縁に沿って朱塗りの回廊がめぐらされた山の中央に、

唐破風春日造(からはふかすがづくり)の本殿が安置されます。

真松の変わりに12本の若松を社殿の両側に植えるそうですよ☆


そんな天神さまとの由来は

「永正年間」

西暦では1504~1521年と言われてます。

京都が大火にあった時

急に季節外れの霰が降ってきて大火が消えたそうなんです


が!


なんと、その霰とともに振って来た神様がいました

それは、その背丈が一寸二分という小さな天神様

霰天神山の御神体

奥:後懸

脇:金の御幣

中央:天神像

驚きの小ささですよね

その天神様を祀ったのが由来だそうで、

そんな由来から「火よけの神様」として祀られ

別名「火除天神山(ひよけてんじんやま)」とも言われるそうなんでーっす

霰天神山の後掛

後懸 紅地雲竜宝尽文様


その効力は、

多くの山鉾が焼けた「天明」や「元治」の大火の時も

この山だけは残ったというから驚きのパワーですよね

霰天神山のちょうちん

そんな霊験あらたかな霰天神山の場所はコチラ↓

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