鯉山(こいやま)は、

鯉山のノボリ

この「登龍門」からきた

鯉山の懸装品の数々

という由来もあったりしちゃいます

け れ ど

鯉山のこま札

もう一つ、とってもいいお話があるのでそちらをご紹介しちゃいま~す

時は江戸時代、とある所に10両の大金を貯めた夫婦がいたそうです。


あぁ~、私も節約しなくっちゃ

十両って今でいくらくらいなんでしょうか~

100万円くらいかな~(゜ρ゜)

祇園祭の鯉山

京子が大金にビックリしたように、旦那さんもそんな大金に手が震えていたのでしょうか


なんと、旦那さん。誤って湖にお金を落としてしまったそうなんです

鯉山の保存会にあった瓦

ムンクの叫びのような図が頭に浮かんできそうです

しかし、神様は見捨てませんでした!!

なんと、裏の家の女の人が鯉を買って料理をするとお腹の中から

「10両」が出てきたではア~リマセンカ

そして、家主がお金を落とした事を知っていた女性は早速届け出たんだそうですが

鯉山の見送り

重要文化財の見送りで、トロイア王の図柄です。


そのお金は、もう貴女のものだからいりませんよ

と、家主は受け取らなかったそうなんですΣ(・ω・ノ)ノ!

なんて太っ腹な人なのでしょうか。。。

しっか~し、女性も断固として受け取りを拒否したという

なんとも、ビックリ仰天なお話ですよね

鯉山の御神体

巡行の際は鯉山の上に乗り、鳥居と祠は素戔嗚尊を祀っています。

八坂神社の御祭神でもありますよね♪


その後も話し合いでは収まらず等々、

訴えお裁きを受けることになったそうです

現代だと新聞沙汰になってそうな珍事かもしれませんよね

鯉山保存会の蔵

保存会の蔵


結局どうなったかと言うと、役人が2人の清廉さに感激し

このことを後世に伝えるために、その十両で鯉を彫らせ祇園祭の山にしたそうです

鯉山の鯉

これがその彫られた鯉かもしれませんね♪

素材は1650年頃の檜で、江戸初期の名工左甚五郎の作と伝えられているそうですよ

鯉山の胴掛右

胴懸右側

鯉山の胴掛左

胴懸左側

鯉山の前掛

前懸


お腹を割いたら十両が出てきたなんて夢のような

そんな鯉山の場所はコチラ↓

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