四条傘鉾は、山鉾の中でも
特に変わった形の最も初期の鉾の形式を残す鉾であります
四条傘鉾(しじょうかさぼこ)といえば
鉾と言うよりも「やすらい祭」の時に出てきた花傘ですよね
実はこの四条傘鉾
他の鉾同様、度重なる大火の痛手で明治4年に行列が途絶えてしまいました・・・
昭和63年・・・実に117年振りに踊りと囃子が復活したんだそうです。
綾傘鉾と同じく最も古い形態を残す傘鉾で
その当時は、台車はなく人が持って巡行していたというから驚きです
そもそも
傘鉾というのは
儀杖用の鉾に傘をつけたものであり、
この神様の仮のお姿とも言うべき「矛(鉾)」に人々が集い、
神様が「お~!よしよし♪」と抱擁する天幕のような意味で傘をつけたのがはじまりらしいのです
つまり、神様のハグなんですねっ
やすらい祭りの時も、傘に潜ってましたよねん
本番の見所は
ズバリ!八岐大蛇が敗れた後、鬼たちが主人を捨てて素戔嗚尊(スサノオ)に従い天竺まで送った様子を表した
「棒振り囃子」で~っす
長い物には巻かれろ~よりも
長い物に巻きつく鬼が素敵過ぎます
綾傘鉾の踊りとは、また違うので面白いですよ~
そんな四条傘鉾の場所はコチラ↓
大きな地図で見る