こちらの鶏鉾(にわとりぼこ)は中国の故事に由来してます。
史話「諌鼓(かんこ)」によると
堯(ぎょう)の時代には平和が続いたんですね。
※堯とは中国神話に登場する君主の名前です
誰がどう平和だって決めたかというと。。。
じつはこんなシステムがあったのです!
そ・・れ・・は・・
当時、政治に不満がある人は、ある太鼓を鳴らしたといいます
その太鼓というのが訴訟用の太鼓である諌鼓です。
こちらは2点は下水引になります♪
こちらは天水引です~
天水引は、下河辺玉鉉。下水引は松村呉春、松村景文ら、四条派画家の下絵だそうです。
鶏鉾を南側からパチリ♪
はい・・・。
お話は戻りまして、つまーり!
鶏鉾の故事の諌鼓とは太鼓の事です。
政治に不満があればその太鼓が鳴らされ
不満が無ければ太鼓は鳴りません。
そして、この堯の時代には
ぜんぜ~ん太鼓が鳴らず平和な時代だったと言われています。
なんとあまりにも太鼓が鳴らされず、苔が生えちゃったほど。
しかも、その苔が生えた太鼓に
(・∀・)コケッコッコー!
と、鶏が止まったという出来事から生まれた話。
つまり、「天下泰平の象徴」だったんですね
破風には見事な鶏の彫刻がっ!
これも鶏の一種でしょうか??
鉾頭には三角の中に鶏卵を象徴する金の円です♪
ちなみに!
「閑古鳥が鳴く」といいますが他説として言われている「諫鼓鳥が鳴く」とはこれから来ているそうですよ☆
そんな平和の象徴である鶏を一度見に行かれてみてはいかがでしょうか~??
鶏鉾の場所はコチラ↓
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