占出山(うらでやま)に祀られてるご神体は
なんと、魚釣りしてる一人の女性
その女性はなんと・・・三韓征伐を行った事でも有名な
神功皇后(じんぐうこうごう)
彼女が釣りをしている姿の人形が、巡行の際は占出山に乗るんです
九州・肥前の川で彼女が鮎釣りをして戦勝を占った事が名前の由来です。
つまり、占うから・・・占出山?
それにしても
鮎釣りで、どうやって占うのでしょうか?
そんな鮎にちなんで、できたお菓子もあるんです
どうぞっ
その名も「吉兆あゆ」です。
祇園祭り限定販売なのでお早めにっ。
※占出山のすぐ側の保存会(会所)で購入できます~
それにしても、どうやって鮎釣りで占ったのか
気になります。。
例えば
鮎が真っ先に釣れたら勝てる!!
鮎以外のものが釣れたら勝てない!?
なーんにも釣れなかったら・・・
もう戦うのやめよっか!?
と、なるんでしょうか?
でも、ひとつ分かったのは
女性は昔から「占い」が好きなんだなぁと妙に納得させられた事ですね~
ここで!占出山保存会で撮影した綺麗な胴懸や前掛を中心に
写真を撮りまくってみましたので是非ご覧くださ~い
占出山保存会(会所)になります~
占出山の装飾前のお姿。巡行の際は、ばっちりメイクアップしちゃいますよ
占出山に飾り付けられるのがコチラですね↓
これらの前懸と胴懸(巡行の際、山鉾の前や横につける飾り)は
日本三景を描いたものです。
とっても綺麗なブルーが印象的です
これは見送りと言われる山鉾の後ろに付けるんです。
一番奥に飾られている水引(前懸や胴懸の上に飾ります)は、藤原公任の「三十六人撰」に記載されている36人の和歌の名人「三十六歌仙」を描いたものだそうです。
長刀鉾のてっぺんについている長刀を作った事で有名な三条小鍛冶宗近(さんじょうこかじむねちか)作の御太刀も飾られていました、国宝!
先ほども言いましたが神功皇后は女性でありながら三韓征伐を行い
そして、無事に
応神天皇をご出産したことから
安産の神様として崇められていて
毎年、山鉾巡行の際はその順番によって早ければ、その年のお産は軽い、早い、すぐに出産できるといわれていたりします。
今年はちなみに「くじ取らず」を除くと6番目
早いっ
今年出産予定の妊婦さんは特にこの占出山をご覧になる事を京子はオススメしちゃいますっ
そんな占出山の場所はコチラ↓
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