明治までは
「花盗人山(はなぬすびとやま)」と呼ばれていた
保昌山(ほうしょうやま)です
この人は誰かと申しますとっ!
源頼光四天王と共に鬼を討伐した平井保昌(ひらいやすまさ)です。
※巡行までは保昌山町会所の2階にこのお人形は飾ってあります。
この保昌山は縁結びのご利益があるといいます~
・・・ってことは誰かに恋してるのですね
そう・・・彼が恋するその人は和泉式部
彼女に
「御所にある紫宸殿(ししんでん)前の紅梅(梅の花)を手折ってほしい」と頼まれたのです
「ま、まさか、そんな御所に盗みに入るって事!?」
「うーん、確実に俺、試されてるな・・・」
と、でも思ったでしょうね
そして、そして
ま、結局悩んだところでしかたながい。。。
恋愛というものは。。。
つまり。。
惚れたが負けっ。
苦労して紅梅の一枝ゲットした瞬間・・・
なんと御所の人に発見されて矢を放たれたてしまうお土産付き(汗)
そんなこんなで保昌は、
ようやく紅梅を持ち帰って恋を実らせたそうですよ。
この事から恋愛成就にご利益があるという事で、恋愛に関するが願いが多く書いてありました。
巡行では胴懸として保昌山に飾り付けられる「巨霊人と白鳳図」刺繍
ということで
そんな瞬間の保昌のお人形が
この保昌山町会所の2階から見えたんですね
もちろん、巡行の際、この人形は
紅梅を持った姿で保昌山の上に乗って練り歩きます
女子の為に、頑張る男子は健気ですよね。
こちらも巡行の際は保昌山の上に乗ります。
カップルで祇園祭に来ている方は
保昌山にも足を運んでみてはいかがでしょうか
そんな保昌山の場所はコチラ↓
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