こちらは油天神山(あぶらてんじんやま)です。
油天神山保存会にお邪魔してみると
写真右手に梅が。
小さいですけどおわかりですか??
巡行の際に、この鳥居と一緒に油天神山の上に乗っけられるそうです。
でもでも、この梅どこかで見た事があるような・・・
なんだったっけな・・・
油天神山は、京都の通り名のひとつである
油小路通(あぶらのこうじどおり)からこの名前がついたのです。
この油天神山の山鉾町である風早町は
その昔、公家である風早家の屋敷があったようで
そこに祀られていた天神が菅原道真だった事もあり
この早川町でも道真を祀ったという事です
風早家の邸内に祀られていた天満宮自体を鳥居ごと油天神山に乗せて復興したので天満宮が提灯に使われているようですね。
「緋羅紗地百鳥図繍の縁付き雪中人物図繍」損傷がひどいため現在は使われていませんが以前は山鉾の「見送り」部分(後ろ側)に飾り付けられていたそうです。
こちらは巡行の際には油天神山の前掛として使用されます。
菅原道真・・・
菅原道真・・・
梅・・・
・・
あ!そっか!
この梅、どこかで見た事あると思ったら
ここでピーンと点と点が繋がりました
菅原道真といえば・・・飛び梅ですもんね
彼が左遷され、京にある自分の家を離れることになった時、その家の庭に咲いていた梅が道真の後を追いかけるように飛んで行ったといわれています。
こちらにも見事な梅が描かれています。
菅原道真にちなんで、油天神山では進学成就のお守りと絵馬が授与されるそうです
そんな油天神山の場所はコチラ↓
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