他の鉾とは
かなり異なる、直径2.6mの大きな傘がなんとも独特な
綾傘鉾(あやがさぼこ)です
おっきぃ~
と思わず口に出しちゃいますねっ
綾傘鉾は、なんと
山鉾巡行の中でも一番の長さを誇る大行列
巡行の際は、傘の上にこの鶏が付くんです♪
昔はこのよう綾傘鉾の中に人を乗せ巡行した時期もあったそうですよ。
じゃぁ・・その行列ってどんな行列かと申しますと
赤熊(しゃぐま)という赤い毛を付けた棒振り囃子を筆頭に練り歩くのが特徴で棒振り囃子には、疫病退散の意味が込められているそうです。そしてその大行列の先頭を歩く6人のかわいい生稚児(いきちご)も是非チェックですね
綾傘鉾保存会では牛頭天王の怖いお顔がご覧いただけます~
そもそも牛頭天王(ごずてんのう)を祀り御霊会を行ったのが祇園祭の始まりです。
この見事な大行列の様子は
京都の市街や郊外を描き、武士、公家から庶民までの生活が
細密に書き込まれている
「洛中洛外図(らくちゅうらくがいず)屏風」にも
描かれいている程で
大行列に参加する太鼓方と呼ばれる人たちは
2人で1つの締太鼓を使い1人が手に持って受け、もう1人がそれを打って踊りながら囃すそうです
なんともアクロバティック
やっぱり、綾傘鉾の大行列は見逃してはいけませんね
そんな綾傘鉾の場所はコチラ↓
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