さてさて、本日は山鉾からは外れまして
八坂神社から四条大橋の上で行われた
「お迎え提灯(おむかえちょうちん」
と
「神輿洗い(みこしあらい)」
を見に行ってきました☆
今日ももちろん、祇園祭の行事の一つなんですよ
ざっくり、今日のイベントをご紹介しちゃいますね
まずは、メインイベントのために「お清めの水」を(鴨川から)用意しちゃいます♪
神様をお迎えするために色とりどりの衣装に身を包んだ人たちが
八坂神社を出発して、市内を練り歩くんです
そして、神様をお迎えするために八坂神社から松明で
八坂神社~四条大橋間の四条通りをお清めして
お神輿がいざ出発!というイベントなんですよ~
祇園祭と言えば、宵山と巡行が有名なんですが
今日もそれに負けないくらい大きなイベントなんです~
でも、何故か知っている人がそれ程多くないという
通(?)なお祭なんです
これで来年から京子のブログを読んで頂いている方は
もう、祇園祭プチマイスターですネ
まずは冒頭でご紹介した
神様をお迎えするために色とりどりの衣装に身を包んだ人たちの行事
こと
お迎え提灯です。
「お迎え提灯」とは、
その後に控える、「神輿洗い」で鴨川から迎えた神様を
提灯をはじめさまざまな趣向で歓迎する行事なんだそうです
まさにそのままのイベントなんですが
このイベントの目玉は
なんといっても可愛い子供達なんです~
こんな可愛い子供達に歓迎されては神様もとてもホッこりされること間違いなしですね
宜しくお願いしま~す(。-人-。)
子供達の子供達による子供達のコスプレ祭と言ってしまっては
神々しい神事になんてことを不届き物
と言われるかも知れませんが
それくらいかわい~んです
じっくり、その可愛い姿を見ていきましょう
まずは
こちらの、髪飾りをつけた小町踊りの皆さんと
武者姿の児武者
お母さんが付き添いなんでしょうか
お母さんを護れるように立派に育ってね
馬長稚児
こちらは、「鶴」ではなく「鷺(さぎ)」舞です。
道行く人が色々な羽の付く動物の名をあげられていましたが
「サギ」なんです
京子も、おうちに帰ってから
「キャー 鶴可愛い♪ つ~る~」
と京都市民の皆様の前で歓喜していたかと思うと
もう表に出られません
ザーっとご紹介しましたが、とぉ~ってもかわいくないですか
この後、御旅所と呼ばれる神様が休憩する場所を通り、市役所で舞を披露して
また八坂神社に戻ってくるのですが
その時、八坂神社では歴史が動きます
京子は、その一瞬を捕らえました
ふぁいや~~~~~~~~~~~!!!!
「火」です。「火」
「火」が爆走してきます。
「ヨイヤサー」
「ヨイヤサー」
「ヨイヤサー」
「声小さい!!!!!!!」
「もっと声出せ~~~~~~!!!!!!!」
音頭をとる人の掛け声が響きます。
熱いです。これぞお祭
お祭実行の人も
回りの人も
狂喜乱舞です
京子も燃え盛る松明が眼前に迫ってきて
テンションMAXHEARTです
実はこの
お神輿が通る道を清めるために
八坂神社~四条大橋の間の道をお清めしちゃいます
この八坂神社から四条大橋の間の道は
京都でも屈指のメインストリートと言っても
過言ではぬわぁ~~いのでっす
なぜなら、人々はその界隈を
「祇園」
と、読ンジャイマ~ス
横にタクシーが通ってても、一般車が停止していようとも
「漢(おとこ)」たちは、「走り」ます
ただ、ひたすらに道を清めるために猪突猛進です
あまりにも猛進しすぎて、リーダーっぽい人から
「いきすぎ~~~~~~!!!!!!」
と、橋を通り越してしまいそうになるのを止められてました
関東でいうと、渋谷や新宿のメインストリートを
松明を掲げた男達が爆走している姿を思い浮かべて頂けたら
このお祭の凄さが伝わるかなかな
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚
メインイベントの神輿洗いをご紹介する前に、
少し時間を遡ること、午前10時
京子は、会社が休みなのをいいことに爆睡してました
実はこの時に、大事な大事な神事が行われていたのです…
写真はおろか雰囲気もお伝えすることができませんが
さも行って来た振りをしちゃいます
:「あぁ~、京子さん京子さん」
京子:「はいはい、こちら『仲源寺』より中継している京子です。」
:「そちらの様子はどうでしょうか?そろそろ鴨川へ出発する頃でしょうか?」
京子:「いま!たった今、関係者各位が集まり、雅楽の演奏と共に出発しました!どうぞ♪」
:「今出られたという事でよろしいでしょうか。そもそも、仲源寺と鴨川にはどういった関係があるのですか?」
京子:「はい。『仲源寺』は、大雨が降るたびに氾濫をした鴨川に対して、雨が止むよう祈願するために作ったお寺だそうです。どうぞ♪」
:「なるほど、そんな繋がりがあったんですね。現場は今どんな感じでしょうか?」
京子:「今・・・、えー、今、四条大橋の上から、縄でくくった「桶」でしょうか「桶のようなものを鴨川に・・・、垂らしました。どうぞ♪」
:「・・・。その汲み取られた水は、その後どうするのでしょうか?」
京子:「夜の神輿洗いに使うために、仲源寺にて補完されるようです。どうぞ♪」
:「なるほど。了解しました。ところで京子さん、そろそろ『夕方』ですよ!!!起きて下さい!!!!!!」
京子:「( ゚д゚)ハッ!」
と、いう夢を・・・(笑
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚
そして、飛び起きた京子は「お迎え提灯」へとダーーーーーッシュ
めでたしめでたし
ってまだ、「神輿洗い」の説明をしてなかったですね
The メインイベントです。
ジャジャン!!
左から順に
「錦」、「三若」、「四若」
というお神輿なのですが、このうちの
「中御座」と呼ばれる真ん中の「三若」を担いで
先の松明で清めた道を
また、松明と共に四条大橋を目指しちゃいます
四条大橋とは
以前ご紹介した「鴨川」と、
祇園祭の鉾が立ち並ぶ四条通りと抜擢した場所が四条大橋となり
そこで、神様を乗せるために乗り物=神輿を清めるわけなんですっ
神輿を清めるだけ~と、思っちゃうそこのアナタ
もちろん、折角清めたので神様をお迎えするのですが
一説には、メインの鴨川の水の神様をお迎えする。という意味や
八坂神社の神が招待した全国の神々を迎えるとも言われてるそうなんですって
この神々を迎えるために、八坂神社の主人である「スサノオノミコト」が乗る中御座が
四条大橋に出てきちゃいます
ここ、四条大橋上で
「まわせ~!」
「まわせ~~!!」
「まわせ~~~!!!」
と神輿を
ぐるんぐるん回転させて
あ~、見ている私が目がまわる~~~~
神様は、目が回らないのかなっ
この後、八坂神社に再び戻り装飾を施し
だいたい、21時過ぎに、すべての行事が終了すると
拝殿前に賽銭箱とろうそくが用意されるそうなんです。
が
この日以降
17日の神幸祭まで、神官は交代で寝ずの番をするそうなんです
ヒャーーーー(><;)
ご苦労さまです
そんな神官が寝ずの番をしている八坂神社の場所はコチラ↓
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