またしても、昨日の御霊祭で軽い筋肉痛
運動不足の今日この頃…
そろそろ、スポーツジムにでも通ったほうがいいでしょうか(汗)
あこんにちは京子です。
さて、そんな今日は身体を休めて一息つきましょう
本日ご紹介するのは、国の有形文化財に指定された喫茶店
その名も
フランソア喫茶室です
なんと創業は昭和9年という老舗です
このフランソアという名前でピン!と来た方もいるかもしれませんが
そうなんです
絵画「落ち葉拾い」で有名なフランソア・ミレーから
この名前をとられたようで、創業者の立野正一さんは
戦時色が強くなる中で思想や芸術を自由に語り合える場を作りたい
という願いが込められていたそうです
そして、いよいよ店内に足を運ぶと
そこは…
まるで豪華客船
特徴的なのが、この白いドーム形の天井と
壁にかけられた絵画・名画の数々
そして、店内の様々な調度品
例えば、この赤いビロードの椅子や華やかな彫刻
などなど
ここは本当に京都と、思っちゃうほどですっ
さて、京子はホットコーヒーをオーダー
写真はないのですが、店員さんも見渡す限り全て女性
修道女、教会のシスターを彷彿とさせる
とってもキュートな制服に
かわいいお人形さんのような
おしとやかな女性スタッフの方々ばかりです
常連客の中には、あの有名な
「人間失格」や「走れメロス」で有名な太宰治も
通っていたそうです。
走れメロスといえば、小学生の時に京子も読みました
人間不信のディオニス王は処刑を繰り返していました。
青年メロスはその王の暗殺を企み…あえなく御用
そんなメロスですが、妹の結婚式に出るために3日間だけ
処刑を待ってもらいその人質として
親友のセリヌンティウスを差し出すのです。
王様は
「処刑されるのが分かっていて戻ってくるやつなどいない!」
と言っていたのですが
人質の命を救うため、そして自分の命を捧げるために
帰ってきたメロスに
王も感銘を受けハッピーエンド
という素敵な小説だったなーと憶えています
話は戻しまして
店内のゴージャスな雰囲気にひたりながら
たっぷりと泡立てられたクリーム入りのとっても美味しいホットコーヒー
を頂きながら、心地よい時間を過ごせました~
今でこそ、美味しいコーヒーを飲ませていただいていますが、
ここフランソア喫茶室も
戦時中は店名を「純喫茶・都茶房」と変え
番茶や干しバナナを出され、営業を続けられたそうです。
今ではもちろんメニューも豊富で
ケーキは全て自家製、種類も豊富です
そんな京都で感じる西洋文化に浸りながら
いつもと一味違うひと時を感じてみてはいかがでしょうか
そんなフランソア喫茶室、場所はコチラ↓
大きな地図で見る