久し振りの雨となってしまいましたが
雨のジト~ッとした空気に負けず
元気に行ってみましょ~
今回は、
4月の第2日曜日
つまり
昨日だったんです
に、今宮神社にて行われました
「やすらい祭」
をレポートしちゃいます
今宮神社と言えば、
以前ご紹介をした「阿保賢(あほかし)」さんですよね
⇒今宮神社
境内マップが凄いことになっています
以前ご紹介した
「健康祈願」などのご焼納が受けられる
「やすらい人形(ひとがた)」です
境内摂社でもある疫神社の祭で、
やすらい祭は「やすらい花」とも呼ばれ
お祭の様子です
桜の散る頃に流行する疫病を退散させるため平安期に始まったそうなんです
「祭」が「花」だなんて、なんて素敵な~んでしょー
そして、もう一つ、面白い話があります
その前にここで「早良親王」について少しお話をさせて頂きますネ
え?
「早良親王」
「やすらい祭じゃなくて」
と思った人ぉ決して誤字じゃないですよ~
逆に、早良親王でピンときたら
もうあなたは立派な京都通
この早良親王は、桓武天皇が長岡京造営にあたり責任者であった藤原種継暗殺に
関わっていた!?
との無実の罪を着させられ、流罪になったお人なんです~
そして、流罪の途中でお亡くなりに
それからというもの、桓武天皇の周りで次々に
人が
しんでいく
しんでゆく
しんで…
死んで行ってしまうのです
当時の人は、これを「早良親王の祟り」と思ったみたいです
そんな早良親王を鎮めるために早良親王を祀る寺社を作ったといわれています。
そして、今回のやすらい祭で言われる
「疫病」
この疫病の正体が、なんと早良親王の
「怨霊」らしいのです
と、そんな京子の脳内会話は置いておきまして…
疫病を払うという点では、現代にも通じますよね
「花や咲きたる、やすらい花や~」
という祭囃子を繰り返し
春の終わりとともに活発化する悪霊を追いたて、
傘(風流傘というみたいです。)の下に疫を集めて鎮めるのだとか
こんなかわいい子供達が、
荒れ狂う疫病神
を表わしているんですよ~
こちらは、年長さんかな…(*´?`*)。o○
丁度、疫を集めているところでしょうか
その傘をくぐれば、
なんと、1年間
いち、いち、いち、いち
1 年 間 !
病気をしないと言われていることから、
皆さんこぞってクグってました
ち な み に
このやすらい祭の日が晴れならば、その年の京都の祭りは
全て晴れ
雨ならば
全て雨
といわれているらしいで~す
傘の中はこんな風になっていたります
「やすらい祭(花)」は京都三大奇祭の一つ
平安末期には禁止されていた時期もあるそうです
でも、なんで疫病を鎮める為のお祭を禁止したのでしょうか~
まさか、陰謀…
そんな、京都三大奇祭が行われる今宮神社の場所はコチラです↓
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