メモ2012-06-20
テーマ:祭り・イベント
関連:鞍馬寺 その1 / 鞍馬寺 その2 / 竹伐り会式 2011(鞍馬寺) / 義経祭 2012(鞍馬寺) / 

竹伐り会式 2012(鞍馬寺)

こんにちは京子です。

今回ご紹介するのは

鞍馬寺

6月20日に鞍馬寺で行われた

竹伐り会式

竹伐り会式(たけきりえしき)です。

鞍馬寺と言えば

幼少期に義経が修行した場所としても知られていますよね

鞍馬寺・石碑

竹伐り会式では

長さ4メートル、太さ10センチ以上の青竹を

僧兵姿の法師たちが

近江座(おうみざ)、丹波座(たんばざ)の2チームに分かれ

豪快な刀裁きで青竹を切る早さを競い

豊凶を占います

※勝った方の土地がその年は豊作だと言われています。


近江座

ちなみに近江は滋賀県の地名です。


丹波座

丹波は京都府の地名なんですね。


では、どうして青竹を切るのか?と言いますと

鞍馬寺中興の祖と言われる『峯延(ぶえん)』というお坊さんの

大蛇退治をした故事にちなんで行われていて

青竹が大蛇に見立てられているからなんですね。


竹伐り会式

時は平安時代

峯延はここで護摩修行を行っていました。

ちょうどその時

鞍馬の山から『大蛇(雄蛇)』が出現したのです!

大蛇は峯延に襲いかかりますが

峯延はこれを法力で見事に仕留めました。


その後

もう1匹の大蛇(雌蛇)が現れましたが

鞍馬寺の香水(こうずい・本尊にお供えする水)を絶やす事なく

守護する事を誓わせ

命は取られず山に返したそうです。

※ちなみに大蛇(雌蛇)は鞍馬寺の境内にある閼伽井護法善神社(あかいごほうぜんじんじゃ)に祀られています。


こうした故事から『竹伐り会式』では

水への感謝と災いを断ち切る意味を込めて行われています

※2座に分かれて早さを競うようになったのは、江戸時代の中期頃からだそうですよ。


さて14時になると

法螺貝の音を合図に

本坊・金剛寿命院(こんごうじゅみょういん)から

竹伐り会式に参加するお坊さんや舞人、稚児たちが出発し

本殿金堂へと入場します


本殿金堂

今回の舞台となる本殿金堂です。


さらに

その後に続いて

今回の主役と言える

法師

僧兵姿の法師たちも本殿金堂へと向かいます

彼らが手に持っているのは、袋に入った山刀(やまがたな)です。


僧侶

酒を撒いて舞台を清める僧侶。


稚児と導師

青い服を着た稚児は、目の前の導師に対して「竹伐りの神事めでとう候(そうろう)」と言っていました。


まず最初に行うのは『竹ならし』です。

これは後に行われる『勝負伐り(しょうぶきり)』の準備にあたるもので

勝負に使用される青竹の長さを調整する為に

山刀を使って切りそろえるんですね。


いかに少ない太刀の回数で切り分けられるか!?

というのがポイントであり

1発で青竹が切り落とされた際は

見物客から大きな拍手が上がっていましたよ


ちなみに舞台には

雄蛇を表す『根の無い青竹』と

雌蛇を表す『根の付いた青竹』の2種類が用意されています。

実際に切り刻むのは雄蛇を表す『根の無い青竹』です


根の付いた青竹は

神事が終わると山に再び植えられるんですね

これは雄蛇は退治され

雌蛇は許しを得て、生きて帰された故事を表現しています。


さて青竹が切り揃えられると・・

舞楽

次は舞楽が奉納されます。

演目は『南天招福の舞・納曽利 (なそり)』です。

別名・双龍舞(そうりゅうまい)とも言うそうです。

2匹の龍がたわむれ遊ぶ姿を舞にしているんですよ

※演目は毎年変わるそうですけれど、いずれも龍にちなんだものがお披露目されています。


約30分ほどの演目が終了すると

いよいよ『勝負伐り(しょうぶきり)』が始まります

合計8人の法師が

4人ずつ二手に分かれます。

1人が青竹を持ち、もう1人が山刀で切ります。


ステージに向かって

右手2組が近江座、左手2組が丹波座の順に並んでいます

緊張した空気が張り詰める中

導師の檜扇(ひせん)を合図にいよいよスタートします


オー!という掛け声で

4人の法師は重そうな山刀を何度も振り下ろし

豪快に青竹を切り刻みます


竹の長さは約4メートルあり

これを5つに切り分けるんですね。

まさにスピード勝負!

場内には青竹を切る音が何度も繰り返し響きます。


そして素早く5つに切り分けた法師から

山刀を振りかざし

ゴール地点の本坊へと走ります

この時も参拝者からは大きな拍手が巻き起こっていました。


法師

本坊前で記念撮影に応じる法師たち。


ちなみに今年は丹波座の勝利という事でしたよ~!!


無事に神事が終わると

勝負が行われていた本殿金堂に

切り分けた時に出た青竹の破片が散らばっています

これを持ち帰ると

魔除けや厄除けに加え

無病息災の効果があると言われているんですね


神事が終わると

子供たちが舞台に駆け上がり

割れた青竹の断片を拾い集めていました


という事で

今回『竹伐り会式』が行われた鞍馬寺の場所はコチラ↓


大きな地図で見る

『竹伐り会式』の関連イベント

最寄の交通案内

 叡山電車 叡山本線 鞍馬駅(くらまえき)

1 ■初めまして!!

高松神明神社を自分のブログにアップする際に、こちらのホムペに辿り着きました。
私も、自身の経営する飲食店のホムペ内で、
オチャラケな京都の歴史観光ブログ「京つれづれ」を、毎週更新しつつやってます。こちらの、ブログの足元にも及びませんが、また参照させていただきたく、ご挨拶がてらコメントさせていただきました。

楽菜さん 2012-06-21 04:10:19

2 ■Re:初めまして!!

>楽菜さん
コメントありがとうございます。
楽菜というお店を経営されているんですね♪

もう茅の輪の時期ですよね~。
ブログも毎日更新しているので
またいらして下さいな♪

京子 2012-06-22 18:59:04


イベントカレンダー

祇園祭のイベント一覧

京都検定過去問

萩の名所巡り

京の茅の輪巡り

半夏生の名所巡り

一初の名所巡り

山吹の名所巡り

椿の名所巡り

桜の名所巡り

梅の名所巡り

最新コメント

公式ツイッター

マスコットキャラ:京子ちゃん
 マスコットキャラ:京子ちゃん
更新情報を中心に、毎日つぶやきます!是非フォローして下さい。

お問い合わせ窓口